本に自分を強くしてもらってきた。
まいど。
ダークな天気だ。
じめじめっとした湿度。風がどうにかしてくれるレベルではないかなー。
こうやってまた日本の電力は消費されるのです。
昨日デザイナーのまなぶっちょと話をしていて。
「書くのが難しい」って話になった。書く事のメソッド(手法)はいくらでも発見できそうな気がするので、小さなアイディアをたくさん交換しあった。
仮に原稿用紙を見ただけで書けない、というのであれば。
そこをがんばるのも一つ。
でも俺は「じゃあ、チラシの裏ならかける?」なんて考えてしまう。
細かい、言葉尻みたいな話かもしれないけど。
意思やアイディアはそんなところに宿っているので、俺はどうしても軽く扱えないのだ。
(「なんとかなる」と「なんとかする」では、意思が違うからそのあとの行動が変わってきたり、とか)
俺が書く事を意識したのは、競馬の本がきっかけ。
多分過去に何度も書いているけど。
「鍛えて最強馬をつくる」という本の中の「厩務員さんにも日報を書いてもらっている」という話がきかっけ。
毎日体を酷使する中で、慣れないことをやらせるのは忍びない。
でも書くことで頭の中が整理されるのではないか。それは一般企業の方でもやっているのだ。
自分(競馬関係者)たちも馬主さんやファンの方に接する事が多い。
その時に頭の中身が整理されていれば、上手に自分たちの魅力が伝えられるのではないか。
コミュニケーションが下手な事で、自分の弟子達がつまらない思いをしなくていいように、ということだった。
こういう情報や考え方を本からたくさんもらって、今では自分の「当たり前」になっていること。
これってきっとたくさんあると思う。
ラジオとか「流れてくるもの」とは違って、興味をもったら自分の意思で本は読む。
「読む」とは対象に対して、興味を持って自分から挑む、ということだと思う。
自分から、という意欲があるからこそ、本の内容が身になったのではないかな。
昨日ふと「本に自分を強くしてもらってきたなぁ、鍛えてもらってきたなぁ」と思ったが、少しそのロジックが分かった気がする。
自分のおすすめ本を最後に。
・自分の中に毒を持て(岡本太郎)
http://amzn.to/9OqF5t
・鍛えて最強馬をつくる(戸山為雄)
・馬恋援歌(松浦謙助)
一番下は個人的な、です。お世話になった、自分がなれないだろう目標の人の本。
デザイナーでなくても(あればなお)、自分の中に毒を持ては一度は読むべきだと思います。岡本太郎の文章はいい。
もちろんその考え方も。
タグ【本】
更新 2010月07日07 14時29分