良いものを長くの「長く」(来年のことなど)


まいど。
今日で仕事納めです。
ってことで来年のことなど。

「良いものを作る」「長く使えるものを作る」

ってのがうちの仕事かなーと最近ぼやっと思います。
消費が伸びないっていう話があって、やっぱ「所有×消費」っていう組み合わせは淘汰が進んでいるんだと思う。
若い奴偉いなっておもうのが「無駄」への意識ね。
潜在的にわりと「それを所有しても使わないから無駄じゃん」って、ぱっと思ってることが多いと思う。その瞬間に「欲」で間違わない、というのか。欲がないというのか。

あるいは年寄りがだんだん体力知力がなくなってきて。(逆に今バリバリ、っていう意見もあるね)長く見ると物の数は減ると思う。

ただこれカップリングが「共有×消費」ってことになってくるのではないかなーって思う。
たとえばKindleでたくさん本を買う。これは増えると思う。
利点は「物が増えない」「権利の所有」これだって元の本は一つだから「共有」に近いと思う。

ステータスや欲が所有から共有に移り変われるかどうか、これが消費を増やすポイントだと思う。そういう部分を自分たちも見つけたり、お客さんのそういう作業を助けたり、価値を整理したり計画したり創造したり。

そこらへんが大きな目でみて仕事かなーと。
その中で「所有数が下がる=所有年数が上がる」のはあるだろうね。と。
長くもっとくなら、いいもの欲しいでしょう。でも数は出ないよ、と。

そのあたりにあるていどの見込みを付けております。

「長く」難しい。

でもって。
「良いものを長く使える」ってなると、わりと「良いもの」にフォーカスがあたりがちだと思う。でもなんか最近「長く使える」の方が難しいなーって感じる。

「良いもの」も難しいんだけど。ただこの良いものってわりと「今思う良いもの」って感じというか。トレンドの先回りは出来ない部分があって、どうしてもその時、その瞬間の最高の成果物をめでる、というのかね。

それに「長く」がかけ算になるんだけど。
そうなるといろいろ大変なことが多いなーって。システムでもCMSでもそうだけど、

・再利用しやすく
・リフォームしやすく
・拡張しやすく
でも

・不変なものをつくる

って感じ?があって。このあたりはほんと常に勉強って感じです。はーーーって思う。
その瞬間瞬間先を見通してるつもりだけど。機能があがって陳腐化、設計が結果甘くて陳腐化。なんつーか「5年後の自分にバトンを渡すように」「今の制作物を作る」ってほんと難しいなと実感してます。

来年どうしますかね。

まあ、目標決めてやることきめて、どんどんやるだけですけど。
なんつーかうちは「つなぐこと」が多分一番強みだと思う。
これはずっと思ってだけど、あらためてそこをストロングポイントと表明して、意識していこう、と。

a-blog cmsをへんなことにつかう。なら「a-blog cms」と「へんなこと」
FileMakerをおかしな使い方する。なら「FileMaker」と「へんなこと」

このカップリングの質と幅と数。ここかなー、みたいな。
来年は、a-blog cmsとFileMakerを繋げる事も考えてますけど、なんにしても「つなげること」を「お客様の問題」にあてはめて「問題を解決」して「新たな可能性を見いだす」お手伝いをしていく所存でございます。

まあ、そのPDCAサイクルを自分自身にもあてはめるのは、もちろんだけどね。
それが一番難しいって話もあるね。


更新 2012月12日28 11時36分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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