「使う」と「作る」のバランス

まいど。
日記がまた継続するのか、どうか?だなー。
寒そうで寒くない今日かな。

便利ライブラリ、便利ツールいっぱい

ずっと思っている事があるんですが。ウェブ制作。
一昔前に比べて便利なツールが増えました。WCANで紹介のあったBootstrapもそうですが。たとえばWordpressだったりjQueryだったり。

既に色んなライブラリが用意されているので、あとはそれをカスタマイズすれば便利に使えますよーっていう。
実際自分も便利に使っています。

…とその上で思うことなのですが。

ウェブ「制作?」

便利なライブラリを利用してると、やっぱり癖がついてくる。
「楽に」っていうか流れが出来てしまうというのが。
ウェブ制作っていいながらも「ウェブライブラリレンタル業です」っていう感じならないように。
そんなことをいつも思って仕事をしています。

もともと古いモノづくりのガンコな頭があるので。
私はわりと「仕組みを一からつくらないと満足できない」タイプなのです。
とはいっても、たとえばウェブにしたって

「じゃあお前、htmlの設計からやれよ。jsの設計からやれよ」

って言われたらお手上げなのですが。まあ、そういう意味ではどこまで行っても「利用者」って立場なのかもしれません。

自分のツールを作る。

結局このタイトルが言いたかっただけかもしれませんが。
自分の仕事のツールを、自分でつくる。育てる。
これが大好きだし、意味がある。本当に意味があると思っています。

だからBacklogを使わないで工程管理はFileMakerでシステム作ってます。
先日紹介した「サイトマップを使い倒すシステム」もFileMakerで作っています。
…FileMakerの宣伝ではないです。
(とはいえ社内的、ローカルなシステムを手早く作って育てるにはFileMakerは最適です)

「使うこと」ばかりになるといつしか利用しているサービスの限界を「仕事の限界」と思いがいです。
でもそれは一つの「仕組み」の限界なんだと思う。

「自分の利用しているサービスの範囲」=「仕事の世界の限界」
と、勘違いしないためにも。

作るってことは、

「ないものをつくる」
「見えないものを見る」

ってことだと思うので。

そうやって「世界を(嘘でも)広げること。可能性を探すこと」を「つくること」でやっていきたいと思います。


更新 2013月03日14 16時49分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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