001-「はてなが目指す“脱IT系”を読んでアップルップルの事を」読んで、データファームの事を。

まいど。

■師走に次の年を思う

さっきかずみちさんのブログに、はてなが目指す“脱IT系”を読んでアップルップルの事を − kazumich.logというエントリーがあったので、興味深く読ませていただいた。

そしてその元になる近藤社長「未熟だったと思う」 はてなが目指す“脱IT系” (1/2) - ITmedia Newsも興味深く読ませていただいた。

うちは、ってか俺は、はてなさんとは直接のおつきあいはないんだけど(はてぶ、便利です!)applepleさんとは、それなりにある。
なので、やまもとさんの考える事はとっても興味深いし、そのやまもとさんが興味ある近藤さんのお話もとっても興味深い。

ってか、この二人の考える事は俺の周りでは興味深い人も多いだろう。

■興味深かった事

個人的に興味深かったポイントがある。
まず近藤さんの方だと、

・はてなでも回り道するんだ
・googleから任天堂に目標が写ったのは「大人になった(=現実的になった)」ってことだと思う。
・現場から離れるのは、だれでも後ろ髪ひかれるんだなぁ。
ということだった。

かずみちさんの方だと
・やっぱり「コードをかかない」ってなかなかできないよなぁ。
・a-blogの機能追加が複雑化を招くというのは、わかる気がする。ってか作る人の管理が大変そうだなぁ、といつも思う。
・営業に特化してるかずみちさんが想像できない(営業面をみてないから?)
・色んなシステムがwebサービス化するけど、サーバ側にインストールするシステムはこれからも大事だ!
(だって、どんな情報でもお客様が入力したものは資産だから)
って感じでしょうか。

■じゃあ、データファームはどうなのよ。

うーん。このお二方にはとうてい及ばないデータファームの勝又なんですが。
とりあえずテーマは変わらない。
楽しく、面白く、便利に
ってこと。

1.うちと接触している時間が、お客さんにとって「楽しい」
2.うちが提案する企画が、お客さんにとって「面白い」
3.うちが納品するシステムが、お客さんにとって「便利」

この三つです。これは変わらず。
なのでうちは「製作会社」というより「サービス会社」です。
システムとか一般にいわれる「技術力」の重要性をあえて、下の方にもっていきています。

それ以前の部分。
お客さんが思わず期待したくなるような存在であること。
お客さんに無条件で信用してもらえる存在であること。

まずはここだし、最終もここです。

■その上でどう振る舞うか

なんですよね。
今年はあえて、技術的なものから離れて、いわゆるディレクター的な立場というのでやってみた一年でした。
結果は……できた。できたけど。55点くらい。50点以上…。ギリギリ半分ってのが正直な気持ちです。

そして一年の終わりに、やはり
・技術があること
の大事さを痛感しています。
俺は上記の二人のようにプログラムが書けるわけでもないし、なにかサービスを展開しているわけでもないので。
もうちょっと技術的な部分をしっかりしたいし、もっと勉強が必要。理解と手だれ感が必要です。

過去の資産だけでは、これ以上は無理。

あとはいろんなものをシステム化すること。その上で管理すること。
これは今年チャレンジして、ある程度はできた。でも負荷に堪えられない。インターフェイスが甘い。
システム作り(FileMaker10でいきます)は、これから5年間はくっついてくる問題です。

■若い世代が本当に多くなった。

あと、若い世代が本当に多くなりました。この業界。
WCANにいくと、明らかに一回りしたの世代が増えた。かつ、感覚も自分の世代とは違う。
共通した思考もあるけど、やはり自分とベースは違うなぁ、と。

彼らと対決するのか、それとも協力するのか。
あきらかに「協力だよなぁ」って心がいってます。
であれば
「協力してもらえて」自分に仕事もある
という形を考えなければいけない。

それもあって今年はディレクター的な仕事をやってみた訳です。

でも本当にWCANにはいってよかった。
もし富士でコツコツ仕事してたら自分は「一技術者」という視点しか持てなかったと思う。
技術者って視点が悪いわけでは無い。でもそれ「しか」持てなかったら、多分お客様に出来る提案はすごく範囲の狭いものだったと思う。

■さっき花屋にいってきたんだけど

ちょっと用事で先ほど花屋にいってきたんだけど。
その花屋がなんかすごくよかった。

社員は多分2-3、あるいは4、5人くらいかも。
ある程度の年代が揃ってた。
「先生」なんていわれる人もいた。

で、いろんな業者さんが出入りして、にぎわっていた。
お客さんも、もちろん出入りしている。

これをみて
「あ、目指す形はこれかな?」
なんて思った。

花屋は別に花を作ってるわけではない。
でも花を育てたり、整えたりはする。
そしてそこに独自のアイディアやノウハウを加えて、「花束」という別の商品にする。

これがデータファームの形かなぁ、って思った。

■地元も、遠くも、業者さんも

自分がこのまま一人ってのは俺も嫌なので、どこかで社員さんというものをいれてみたいな、といううっすらとした気持ちはある。
そして今applepleさんに取引して頂いているように、いろんな業者さんの技術や商品の力をかりて、そこから始まる商品を販売したいな、と。
さらにはある程度年代の幅を持たせたいな。と思った。

協力してもらっているデザイナーさん、コーダーさん。
そういった方にも、もっともっと力を借りたいな、とも思う。

それらが全て叶う仕事と場所を提案し続ける事。作り続ける事。
これが先5年でうちがやるべき目標なのかな?と。

おいしいお酒なら全国から発注が来るように。
うちの商品も地元以外からも買ってもらえるようにブラッシュアップしないと。
となると、まだまだやる事はある!

と、ちょっとまとまりが足りませんが、そんな風に思いました。
長いけど。出も今一気にまとめたかったので、書いてしまいました。
30分もかかってしまった。

さて、仕事に戻るか。
ってことで、がんばれ俺。
ってかこれ叶えるなら、まじで頑張れ俺。

やるかー。

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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