001-僕の心の伊丹十三
まいど。
朝からばたばたしてはいる。
■伊丹十三の本で育った。
俺は大学生の頃、テレビがなかった。
なのでラジオを聴きながら生活していた。あとは本。この二つが大事な情報源だった。
その大学時代にであった大事なものの一つ。それが伊丹十三だ。
(他には浅草の松浦さんとか、佐藤のおじさんとか…)
そんな伊丹十三が今、ほぼ日で特集されている。
最近はほぼ日はRSSでチェックするだけで、しっかり見ていなかった。
でもこれはしっかりチェックしたい。
みなさんにもおすすめ。伊丹十三は俺にとって間違いなくルーツの一つ。
ほぼ日刊イトイ新聞-天才学級のきざなやつ? 「13の顔」を持っていた、伊丹十三さんのこと。
そしてこんなページもあった。
おぉ、すごく楽しみ。
ほぼ日刊イトイ新聞-ほぼ日の伊丹十三特集
■きっかけは、景山民夫
あぁ、なんか名前を書いただけで懐かしい名前。
景山民夫。高校三年のときに大学の推薦入試をうけられることになって(落ちたけど)その時にコンビニでなんとなく手にしたのが彼の
どんな人生にも雨の日はあるっていうエッセイ集だった。
タイトルがなんとなく気になって買ったんだよね。そのテイストにはまって、かれの本を色々読んだ。
彼の本の中には何度も「伊丹十三」っていうワードが出てきた。
そこでその人の本を買ってみたら、素敵すぎて景山民夫がどうでも良くなってしまった(笑)
(実際オマージュという名の「似せた文章」が多かった気もする。彼も本当に伊丹十三が好きだったんだろうな)
伊丹十三の本はすごくインテリジェンスがあって、大人の世界って感じがしていた。
こだわりの多さ、緻密さにしびれたりした。
今でもあこがれる感じが、あちこちにある。それが俺にとっての「伊丹十三の本」
ちなみに、彼の映画については、俺はまったく当時知らなかった。
そして今もスーパーの女、位しか見ていない。
■精神分析の功労者
自分にはいわゆる「分析癖」があるかと思う。
それが芽生えた、育ったのも伊丹十三の影響があるように思う。
彼は精神分析にもこっていて、実際にそういう雑誌の編集長もしていた。
彼の著書は結構読みあさったから、もちろん精神分析的な本も読んだ。
といっても入口程度のないようなんだけどね。
そう、伊丹十三はいろんな素敵な世界の「入り口」に努めてなろうとした人だとも思う。
そういう心の広さと知的探究心があった。
彼が今のwebをみたら、どう思うんだろう、とはふと思った疑問です。
ってことで。さーがんばるか。
ちょっと昼くってくる。
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