餅つきの臼を、準備している。
今週末に、地域の餅つき大会を主催することになった。
僕が氏子になっている、近所の神社主催の餅つき大会だ。
若い氏子さんから「餅つき大会をやってみたらどうでしょう」と言うアイディアがでた。
若い人のアイディアは、まずは全力で支援。
ということで、企画や諸々のお手伝いをしている。
こういうことには、ネガティブな意見が出ることも多い。
でも、意見やアイディアを毎回つぶしてしまえば。最終的に、意見は何も出なくなり、変化も起こらない。
平穏なふりをした、静かな老齢化だ。
変化がないと言う事は、濁った水と同じ。死に近くなる。
やってみて、失敗をする。そして、そのリカバリーを考え、もう一度やってみる。その方が有益で、変化や成功にも近づくだろう。
こういうことが、すっかりできなくなったのは。
政治や世論に出てくる「地域社会」が。完全に一度、死んだからだと思う。弱くなったのではない。無くなったのだ。
これをもう一度ゼロから起こすのは。すごく大変。今の自分の立場からも、実感している。
こういう状況に「昔はみんなやってた」とか「今の人は自覚が足りない」などの指摘は。ナンセンスだ。
彼らのほとんどは「地域社会を無くした当事者」ではない。新しい人が、新しい責任感でやろうとしている。
最低限、その事実は踏まえるべきだ。
更新 2024月05日21 09時19分