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餅つきの臼を、準備している。

今週末に、地域の餅つき大会を主催することになった。

僕が氏子になっている、近所の神社主催の餅つき大会だ。

若い氏子さんから「餅つき大会をやってみたらどうでしょう」と言うアイディアがでた。

若い人のアイディアは、まずは全力で支援。

ということで、企画や諸々のお手伝いをしている。

こういうことには、ネガティブな意見が出ることも多い。

でも、意見やアイディアを毎回つぶしてしまえば。最終的に、意見は何も出なくなり、変化も起こらない。

平穏なふりをした、静かな老齢化だ。

変化がないと言う事は、濁った水と同じ。死に近くなる。

やってみて、失敗をする。そして、そのリカバリーを考え、もう一度やってみる。その方が有益で、変化や成功にも近づくだろう。

こういうことが、すっかりできなくなったのは。

政治や世論に出てくる「地域社会」が。完全に一度、死んだからだと思う。弱くなったのではない。無くなったのだ。

これをもう一度ゼロから起こすのは。すごく大変。今の自分の立場からも、実感している。

こういう状況に「昔はみんなやってた」とか「今の人は自覚が足りない」などの指摘は。ナンセンスだ。

彼らのほとんどは「地域社会を無くした当事者」ではない。新しい人が、新しい責任感でやろうとしている。

最低限、その事実は踏まえるべきだ。



更新 2024月05日21 09時19分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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