転生モノの漫画をいくつか読んでみた

新しい銀行担当の方がきっかけ

漫画は好きで読んでいる方だと思うのですが。先日新しく担当なった銀行の方と話をしていて、

「僕、転生者のこの漫画が面白かったです」

と教えてくださったので、実際に読んでみることにした。転生モノってどうも、読み出す興味のきっかけがなく。「わざわざ読まなくてもいいのでは」って感じだたので。

先日テレビの再放送かな。バナナマンの設楽さんが「転スラ、俺のバイブル」と言っていたのも、そろそろ読んでみようかな、って思ったきっかけの一つ。

転生モノは常に「チート」というテーマがついてくる

実際に読んだのは、以下の3つ。 どれも面白かった。

「転生賢者の異世界ライフ」が最初に読んだ本。銀行の方にすすめられた作品。1巻の最初からいきなり主人公が強いし、巻数が進んでもどこまでいっても、主人公が強い。

転生だけでいえば、例えば「鋼の錬金術師」の主人公、エドワード。転生した人が気がついたら彼(エドワード)になっていた。意味合い的にはこれで成立する。

ただし、鋼の錬金術師はエドワードが挑戦と敗北を繰り返しながら強くなっていくストーリーだ。しかしいわゆる「転生もの」はそうはなっていない。いきなり強い。「チート」なのだ。

チートの気持ちよさ、面白さは読んでみないとわからない

この「チート」が転生モノの大きなキーワードになっている。むしろ「チート」を成立させるための「転生」なのだと思う。

最初から強い主人公が、どうやって物語を進んでいくのか。これは常に「アイディアの応戦」になってくる。ストーリーを感がる側もいろいろ大変だと思う。しかしその苦労が形になっているところこそ、転生モノの面白さなのだと思う。

「転生したらスライムだった件」も、ストーリーの膨らませ方が面白い。キャラクターにも感情移入できるし、いろんな知識、角度から複合的にここまで物語を盛り上げて面白くできてるのは、単純にすごいと思う。

「烈海王は異世界転生しても一向にかまわんッッ」は「チート」をあえて使わない、ってやり方で個性を出してる。というか「烈海王自体が最初っからチートでしょう」っていう見せ方。これはバキファンも納得、気持ちいいと思う。

「チート」は気持ち良い。

とにかく転生ものについて回る「チート」。

これは「チート」という言葉でしか表現ができないものだと思う。読んでみてそういう感想だった。

そして転生ものは多かれ少なかれ「チートが気持ち良い」ところが魅力なのだと思う。このあたりはもう「チート」という言葉にその感覚まで含まれてしまっていて「チート」という言葉以外での表現が難しいのかな、と思う。

ということで。転生ものもすごく楽しく読めたので、自分としては読む幅が広がった。ちょっと読み上げることを優先に読み進めてしまったので、後でまたしっかり読み直したいと思う。


更新 2021月11日12 09時52分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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