卓上型月めくりカレンダーを、ばらして壁に貼り付ける


年末に翌年のカレンダーをどうしようかなって思ってんたんだけど、思い立って卓上カレンダーを1つ買って、それをバラして1年分貼り付けることにした。理由はいくつかあるんだけど、1年全体を見渡せるカレンダー表示があった方が、1年の使い方が俯瞰でわかりやすいと思ったのだ。細かいカレンダーはスマホのほうが便利で、事前のアラームだったり家族とのスケジュール共有だったり。紙のカレンダーにもはや出番はない。

実際にカレンダーをバラしてみると、それを全部貼り付けただけでも色々と発見があってよかった。これはもっと子供の頃からやるべきだ。箇条書きにしたほうが読みやすいのはわかってるだけど、ちょっと文章の練習とチャレンジをかねて、平文でそのまま書いていく。

まず12ヶ月を一目で見渡たせるので、祝日がある月とそうでない月のバランスがわかりやすい。月が終わったら、1枚ずつ終わった月を剥がしていくことで、今年の残りのカウントダウンもわかりやすい。これがいわゆる月めくりになっている状態だと、残りの月が重なっている。残りがどれくらいあるか、ということを視覚的に誤魔化されてしまうのだ。そのあたりがこのやり方だと赤裸々だ。

月を並べて休日を書き込むとわかるのが、年を認識するバグみたいな仕組みだ。1年は12月なので、真ん中は6月。けれど年度は4月からはじまり、夏休みがざっくり8月。こうなると「なんとなく8月(夏休み)になったら、年の半分かな」と錯覚してしまう。しかし8月に入ったら残りは1/3だ。そりゃ年末までがあっという間だ。かといって6月と言ったらどうだ。4月が終わり、GWのある5月が終わり。祝日もない落ち着いた月、それが6月。ほっと一息安定した毎日をやっと過ごしはじめた6月を終えると、のんびりしたいのに、1年は折り返しを迎えている。

つまりは「1年」と「年度」。二つのカレンダーがスタートをずらしながら走っているのだ。そして12月にしっかりと1年は終わる。そりゃあっという間だなって思った。もっというと「始まりの4月」をバタバタと終われば、始まりの月なのにもうその年は1/3終わっているのだ。恐ろしい。

明日で1月が終わる。カレンダーを剥がしたらそれは捨てずに「今月何ができたか、何を始められたか」をメモして、保存しておこうと思う。それを12回行った後の一年は、はたしてどんな心持ちなのだろう。


更新 2022月01日31 09時36分

関連記事

この記事のハッシュタグに関連する記事が見つかりませんでした。

勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

最新記事

カテゴリー

アーカイブ