会社のブログとかSNSについての雑感
(今日ちょっと長いです)
ちょっと自分のGTD的なまとめも兼ねて。ちょっと自分用なので表現と誤字をそこまで煮詰めずに行きます。
うちは個人で10年、法人で10年。ざっくり20年くらいやってるはず。営業行為をほぼしたことがなくて、代理店さんのお仕事や紹介でここまでやってきました。振り返るとほぼ奇跡的な感じがそこはあって、でもその奇跡的な感じはもう20年(その時67歳)は続かないだろう、ということで改めてできることを遅ればせながら整理し始めた感じです。
ここまでやってきたこととして、
- 企業SNSの運用の見直し、定期化
- 自社ブログを外部に(Zennを選択)
をやっています。それぞれの振り返り。
企業SNSの運用の見直し、定期化
これはひとまず狙った効果は出始めています。そもそもうちは「勝又さんって何をやっているの?(何を頼めるとの?)」という認識が同業者にも非常に多く、そのあたりは課題になっていました。何か頼めそうかもしれないけど、何を声をかけていいかわからない、みたいな。
企業の専用システムは守秘義務が多く、詳細を語ることは難しい。とはいえシステム全体の概略はお伝えすることができるはず。その部分をすっかりサボってきたのです。面倒のでしなくてもいいやという甘え。このあたりは今後の課題なのですが、その前に「今こういう技術を覚えてる」とか「これをこうやって解決した」とかいう細かいtips。これは自社内のシステムにメモ的に残すことが多かったのですが、これを外部に出すようにしました。
詳細はブログに書くのですが、ブログ自体を「書きましたよ!」と伝えることをSNSでしっかり漏らさずやるように、インテグロマットをつかって自動化しました。
それとともに、始業、就業、休業日についての定期ツイートも自動化しました。googleスプレッドシートに年間の休業予定を作成し、それをもとに毎日ツイートしています。それだけだとあまりに機械的なので、毎日富士山の写真を撮って、一言追加してgoogleフォトのアルバムに追加。その内容も加えて、時間になったらツイートするようにしました。
自社で伝えたいことは、おしげもなく自分でいいねするようにもしています。個人のアカウントからもリツイートといいねをするようにしました。この辺りは堂々といこう、と。そのあたりまで含めて自動化しています。
やってみて自社で使いはじめた「サイトチェック巡回システム」にお問い合わせがあってzoomミーティングをさせてもらったり。反応が0ではなかったので、この方向は色々継続します。
課題はフォロワー数を増やすこと。これにつきます。とはいえ無闇に増やしてもしょうがない。そうなると取れる施策は大分限られてしまいますし、今アイディアがない。なのでここが今後の課題です。
あと、自分のクライアントさんのアカウントをみると改めてTwitterをがんばられているお客さんがいらっしゃいます。1日10分、お客さんをリストにまとめておいて、内容を拝見していいねをする、という「オンラインの営業行為」みたいなものもやるようにしています。せっかく様子も伝えてもらってますし、実際勉強になることも多いので。実はこのあたりも自動化できるのですが、いざお会いした時に「いいねありがとうございます」と話になった問いに内容を把握していない。これはあまりに誠実さがないので、これについては自動化を検討していません。
自社ブログを外部に(Zennを選択)
1週間のアナリティクスですが、数は少ない。でもこれはいいです。元々自分のやってることはニッチなので。それはOK。時間と共に風化する記事も増えてきますが、全体的にはコツコツ記事を増やすことで、数は増えていきます。
ただ改めてヒットしやすいのが「使い方の困りごと」その後に技術的なことが続く感じなのですが、現状Zennのユーザが喜んでくれるような内容ではありません。なのでブログコミュニティからの横展開は改めて期待しにくいのだな、ということがわかりました。とはいえ自分自身はぎりぎり「エンジニア」という立ち位置だと思います。
そうなると対象はざっくりいえば「クライアントの方々(クライアントと同じような困りごとがある方々)」がメインになってきます。同業者の方も次にくるのですが、がっつりエンジニア、という方はあまり多くない。
そうなるとZennのアカウントをもってらっしゃらないので、いいねがつかないのです。読んでくださった方がレスポンスする場所がない。役に立っているのにそれが明示化できないのはちょっと問題です。
それ以外にも「記事を見た人のその後の動線がない」のも課題です。いいねもそうですが、コメントを残したいとか、問合せしたいとか。コメント自体はアカウントがあればできるのですが、その下に問合せフォームを設置して誘導する、などはあたりまえですが、Zennではできません。
そもそもこういうったtips自体は「自分の情報ではなく、公共の情報と考える」ことにしました。そのためにZennなど外部ブログを利用することができたのです。そこは大成功ですし、個人的にはZennはかなり気にいっているサービスなのですが、個人エンジニアとしては使いやすいのですが、法人単位の情報の置き場としてはちょっと現状では難しい感じもしています。自社の情報とちょっと合わない、というところもあります。
情報は公共のものであってもそのからの導入や効果は当然欲しいので、そう考えると一周回って自社ブログに戻した方が適切かなと今は思っています。タイトルを自動的に画層にしてくれる機能がすごく、すごく良いのですが。それを差し引いてもちょっと戻すべきかなと。
そうなるとa-blog cmsで「いいね」をどうするかとか、その辺りの問題が出てきます。このあたりはちょっとアイディアを作って、実際にできるかどうか考えてみます。
また、tips的なブログ自体は自社的には正しい(問題と解決がはっきりしているのでシンプルでわかりやすい)のですが、これをいくつ増やしても、いわゆる「バズる」ことはほぼ難しいです。これは性質の問題。
ブログの記事も「情報を蓄積したい」内容と、いわゆる「これをきっかけに知ってもらいたい」という広告狙いのもの、2種類があるのかな、と。広告狙いの後者についてはnoteから自社サイトへの誘導が正しいのかな?とは思っています。ただnoteは技術ブログには全く相性が良くないので、そのあたりは自社ブログかな、と改めて思うところもあります。Qiitaは前に使っていたのですが、単純にちょっと自分に合わないので選択肢から外しています。
それ以外にも自社サイトのリニューアルとか、LINE公式チャンネルの作成と運用など。それぞれの目的に応じて色々調べたり準備はしています。ただですね。やればやるほど「やることが目的」になってしまいがちなので。そうならないようにちょっと振り返りをしてみました。
はーこれくらい一気に描き出せるとちょっと肩が軽くなる。フォロワーを増やす問題はちょっと難易度が高いのですが(そもそもやってることがニッチなので)とはいえ営業をしない、できない株式会社データファームとしては、このあと20年…までいかなくとも少なくとも5年後、10年後に数字でわかりやすい資産を残す必要があります。そのための入り口的なところではあります。
SNSについてはとにかく「誤字を治すことができない」のが当社的にも自分的にも、あるいは性能的にも致命的だと思っているので、そういう意味でもブログは大事にしていきたいと思います。
更新 2022月03日07 11時02分