お金の価値は下がって、お金の価値は上がる。

何を言っているんだ、っていうタイトルだとは自分でも思う。でも自分が感じることだけを正直に言葉にしてみたら、そんな感じなのだ。

インフレが隠れて進むことが難しくなって、いよいよ表面的にも値上げがラッシュになってきた。うまい棒もあがる。小麦もハンバーガーも上がる。元々いろんな物が、価格を上げるか、量を減らすかのどちらかで対応されてきたんだけれど。それがいよいよ「価格を上げる」の方法一択になってきている感じ。

100円で買えたものが120円でないと買えなくなる。1円あたりの「物に変えられる力」が弱くなった結果だ。これがいわゆる「お金の価値が下がる」ということなんだろう。

だったら続けて「お金の価値が上がる」なんて。おかしいじゃないか。僕もそう思う。そう思うんだけど、その「お金にまつわる行為」を考えると、お金がいよいよ「お金様」になってきてるなぁ、みたいな一面もある。

別に経済を否定してる訳ではない。

100円で買えたものに120円必要となると、20円分余計に働く必要がある。お給料が物価に比例して上がっていけば問題ないけれど、そんな簡単に全ての給与は上がらない。

自分の給与について言えば、個人事業に近い法人の役員という立場なので「役員報酬」という形になる。この報酬は基本的に1年間変えることはできない。そして報酬を上げるにしても、自分が会社で作った利益からやりくりすることになる。その利益はどこから持ってくるんだろう。

引き上げる給与のために、より長時間働くのか。あるいはそこまで余裕はないから、給与はそのままに、生活をより節約させるのか。もちろん値上げする選択肢もある。とはいえお金はちょっとやそっとじゃ簡単に手に入らない状態になっているのであれば、それはお金が得難い、つまりは価値が上がってしまった、ということだと思う。

こういうのを貧富の差、というのだと思う。厳しいがこれは現実で、この厳しさを乗り越えるためにどうするか、というところに、改めて頭をフル回転させないといけない時代になったんだな、と思う。つまりはよく働かないといけない。文句はない。


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