個人のことは平均値で。みんなのことは最頻値で。
ニュースなどで資産や年齢などを測る単位で。よく「平均」が出てくる。これは正直あまり良いことではないのかな、と思う。学校で「平均を使うように」と教わってきた流れが地続きなのだろうか。
個人のデータを見るには、平均は効果的に使えると思う。お小遣いをどれだけ使ったか、とか。年間でどれくらいの消費が月平均あったか、とか。対象が1である場合は、対象の差異やブレが存在しない。
これが集団を「ざっくりと把握したい」となると。とたんに平均値が使いにくくなる。飛び抜けて数値の高い人が一人いると、平均値を上げてしまうからだ。全体が掴みづらい。平均値が使いづらいところで、中央値は役に立つ。
そんなことを持って少し調べていたら、良いページが見つかった。
この中に「最頻値(さいひんち)」というのがあった。恥ずかしながらこれは知らなかった。皆さんの収入がどれくらいが一般的か、とか。そういう数値には屁中央値よりも最頻値の方が良いかもしれない。
なんにしても。最終的にはこういう数字の掛け合わせになるのかな。とはいえ、全体を知るには「とにかく平均値」というものさしひとつでは。全体をざっくりつかむ、という目的を叶えることは、できないなー、とも今更思ったりしている。
色々勉強が足りなかった、という気持ち。
更新 2022月08日23 16時54分