デジタルはフラスコの中の巨人
3連休の後の3連休が終わって。お子さんがいる家庭では特に、この連休の2連ちゃんをどうやって過ごそうかと考えていた人も多いと思う。
実際に自分もその口で、妻と色々簡単な計画ではあるが話をしていた。家の中ばかりにいても、体も鈍ってしまうし、ダラダラしてしまう。かといって連休の6日間を毎日どこかに出ているというのも、費用的にも、実効的にもどうなの?と。
そうでなくても台風もあるので、天気が悪ければ外に出れないし。そうでなくても家で避難をしていなさい、となったら方向性が180度変わる。
そんなこんなの連休だったが、最終日に天気が大丈夫そうなので、富士山こどもの国に行くことにした。途中軽い雨があったり、霧らしきものが出たり。現地は大丈夫なのかな?と思ったらそこは快晴。家を出る時は曇りだったので、全ての天気を短時間で一気に味わった気がした。
こどもの国は歩く施設なので、とにかくしっかり歩いたのだけど。雨だったり細かな用事で、かなり歩数が少なくなっていたせいだろうか。歩いているうちに股関節周りが大分疲れてしまった。痛いというよりは疲れの方が多いのかな。こういう感じは初めてだったので、ちょっとびっくりしてしまった。
気をつけてしっかり歩きつつ。車を運転して家に戻ったのだけど「もうちょっと、歩くのもしっかりやらないとヤバいな」と思ってしまった。VRで運動したり、平日は毎日腕立てしたりしてるけど。何度も何度も書いてるけど「歩く」っていう基本的な運動は、それでしか得られない効果があるんだな、と。
鋼の錬金術師という漫画に「フラスコの中の巨人」というのが出てくる。これが人間ができない不老不死とか、いろんな願いを叶える源泉なのだけど。デジタルって今の社会で行ったらまさに「フラスコの中の巨人」なのかなって思った。
デジタルに時間も頭も突っ込んで、アナログでは得られない色んな魔法と効果を得ようとするけれど。それはそれで間違いではないのだけど。最後は結局体力とか健康とか。そこが本当にベースだな、と。
そういうアナログな部分こそが人間というか。人間の土台にある「生き物」なんだな。そんなことを思った。フラスコの中の巨人にばかり、夢中になっちゃいかんね。人生。
更新 2022月09日26 09時28分