うちの会社は大喜利なら強いけど、ギャグが弱い。

お客さんとの打ち合わせで、ふとした雑談になった。「うちの会社はお客さんの困ったがないと始まらない」という話をさせていただいたのだが、ほんとに心底つくづくそう思うし、それが本当にうちの会社の弱点というか、悩み事だ。

キーワードでいったら、a-blog cmsとかFileMakerのプロフェッショナルということになる。でも同じ様なプロフェッショナルは他にもいるし、当社が一番、ということはない。

それでも個人事業で10年、法人で11期目がスタートしたので、ざっくり約20年。なんとかやってこれたのは「お客様の悩みに対して、答えを出してきたから」なのだ。できないものはできない、とも言ってきた。それも答えの一種だ。

お客様の漠然とした話から、問題の要点をみつけて、資材やスタッフを考慮して、実現できそうなラインを提案する。予算の兼ね合いがあれば調整して、最終的な「こうすればどうでしょう」をまとめていく。

お客様の理想はだいたい「問題を1クリックで解決できれば」ということが多い。それを第一の目標にすることが多い。ただし、そこまでやりすぎるとコストが見合わないことが多い。なので「2クリック、3クリックは必要ですけど、これならできますよ」というお話をして、お客様が問題解決をなんとか諦めない道を一緒に探す。

受注をし、いざ構築が始まってからもわりと信用をいただいている。自分がエンジニアであり営業であるのだが、進捗状況はだいたいビデオで連絡する。

どういうことがおきているか、どういう動作になっているか。こんなの正直ドキュメントにしたってわかりにくいのだ。動いているものを、止まっているもので表現すると、相手の想像力に頼ることになる。まだないものを想像なんて誰もできないのだから、見せた方が早い。

最近は必要に応じて顔を出したり、消したりする様になった。ビデオに顔があった方が、人がわかって安心するだろう。代理店さんが、その先のお客様に見せるには、顔がない方が良いだろう。

コミュニケーションコストはできるだけ下げて欲しいし、効果はできるだけ上げたい。誤解が多いと手戻りも多くなり、無駄なコストが増えるのだ。そのあたりの最適解を求めるのは、エンジニアというよりディレクション的なスキルや心情なのかもしれない。

自分のブログなのでいい言葉ばっか書いている、ように見えるかもしれないが。素直に自分が心がけていること、やってきたことを書いてきた。自分が苦手なことや出来ないことを書いていないが、ここにないことがそれであると思ってもらっていい。

「困ったがあれば、答えを提示できる」これは大喜利とほぼ似ている。「お題に対して、面白く答える」これがうちの会社は得意だ。

この仕組みはずっと前からわかっていたのだが、この仕組みの弱みをつい先日まで、本当の意味で把握していなかった。その弱みとは「お題がなければ、面白さが伝わらない」こと。手持ちの一発ギャグやネタがないのだ。

笑点という番組は、前半がネタやギャグ。後半が大喜利。うちの会社は前半にはまったく出られない。そしてその前半にあたるものが、仕事においてはSNSだったり、自社サイトだと思ったのだ。

自社製品がない。自分たちはこれですよ、というサービスがない。事例で細かく紹介できればまだいいけれど、守秘義務もあるのでほとんど表に出すことができない。

笑点の前半部分だけで、自分たちの良さを知ってもらう、興味を持ってもらうような状態。改めてそれを感じて「さて、どうしたものか」と最近本当に思っている。

手法としては大きく二つ。ギャグを作るか、過去にウケた大喜利の事例を紹介するか、だ。急にお笑いの例えに戻ってしまったが。自社コンテンツや商品をつくり、触ってもらえるようにするか、過去の問題解決をどうにかして紹介するか。このあたりのやり方を流石に年内で決着したい。

うちの会社は直営業もあるけど、代理店さんの比率もわりとある。50%をその年で行き来するう様な感じだ。それと別にコロナでやはりあれこれ案件が止まってしまったこともある。

最近やっと色々話がまた出てきたので少し安心しているが、それでも相談の母数が減ってしまった。それを補う手法を、今年はずっと考えていたのだ。

営業サポートサービスもあるので、それを入れるのも一つだがこれは費用と相談だ。他にもこの文書の最初に書いたことは、まんま我が社の強みだし、お客様に安心してもらえること。これを改めて明記することも大事だ。

頭にあることは、それをやったら成功するかどうかは別にして、全部やってしまいたい。それがスタートだからだ。スタートしてはたしてゴールまでいけるのか。未知の領域だが、スタートしないとはじまらない。

そういう意味ではSNSもそうだし、まだまだウェブサイトを信用してる。なのでそこで結果をだしたい。

もうひとついえば子供がいよいよ大きくなって、ウェブの検索もできるようになってきた。「お父さんの会社のサイト、しょぼいな」とは、やはり思われたくないのだ。

「平場でどうやって笑いをとればいいのかわからない」という芸人さんによくある悩み。まったく同じ悩みを自分がこの年で持つとは思わなかった。

ギャグが必要か、大喜利をストイックに続けるか。そのどちらもか。糸口ははっきりしないが、そこに手をつけ、なんとかしたいと思っている。それが「株式会社データファーム」なのである。



更新 2022月11日04 08時53分

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