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昨日あれだけ言っておいて、今日からヨガを再開した。

今日からヨガを復活した。

昨日もおとといも。「ヨガをする」と「腰の痛みがぶり返し」た。だからしばらくはヨガを休んで、腰を治してから再開する方が良いと思った。けれど本当に

「ヨガをする」と「腰の痛みがぶり返す」のか。

寝る前にふと、主語の部分にひらめいたのだ。ヨガが悪い。では「すべてのヨガ」が悪いのか。

体の横を伸ばす運動も、左右に腰をひねる運動も。これらはまったく問題なかった。寝転んだ状態でつま先をつかみ、腰のある下の方に力を入れて伸ばす「ハッピーベイビー」と呼ばれるポーズ。これだけが問題だった。だったらこれを避ければいい。

ヨガに利用しているアプリでよく、「この姿勢が無理な場合は、他の姿勢で様子を見ましょう」とアドバイスがはいる。そうなのだ。 無理してすべてのポーズをやる必要は無い。

そこで今日、ハッピーベイビーのポーズを変更した。つま先を持たず、膝のところに手を添える。腰の様子を見ながら、少しずつ膝の手に力をいれて伸ばす。ぐっと伸ばさず、様子を見て少しずつ伸ばす。今日は、腰が気持ちよく伸びた。もちろん痛みもなく。

「ヨガがダメ」という最初のアイディア。そこからより細かい部分に気づくことができたおかげで、ヨガを諦めずに済んだ。良い効果も得つつ、腰も痛まない。今後の継続に繋がる良い着地点を見つけられたな、と嬉しい。

問題に対して思いつく最初のアイデアは「極めて極論で考えている」ことが多い。だが、「そのアイディアが全て」ではないのだ。アイディアが斬新であればあるほど「気持の良さ」で満足しがちだ。満足すると「それ以上考える」ことをやめてしまう、ここが落とし穴だと思う。

実はそこからがスタートなのだ。アイディアに対して「解像度を上げ、つぶさに細かく」詳細を見極めていく。そうすると「どこまでが良くて、どこからがダメか」という、最初に見えなかった境界線が見えてくるのだ。

そこを見極めることができるば、「リスクをさけつつ、メリットを手放さない」方法が見えてくる。この方法をみつけて継続するか、見つけられずに止まってしまうか。人生でこの差は大きいな、と思った。



更新 2023月02日02 09時22分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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