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午前中ずっとケルヒャー

日曜日の午前中はずっとケルヒャーしていた。

朝の8時くらいから休憩を挟んで、12時30分くらいまで。次の日の朝は、握り込んでいた親指周りが痛い。

気持ちよさそうに見えるケルヒャーだが、掃除をするにはずっとレバーを握りこんでいないと水が出ない。これが地味に筋肉を使う。

ケルヒャーのオプションパーツで、床やコンクリを掃除する丸いデッキブラシみたいな道具がある。

これを使うと水が飛び散らずに床を掃除できるのだが、常に押さえ込むようにして使わないといけない。これもまた筋肉を使う。



それでも水は色々飛び散る。飛び散るのは水だけじゃない。頭にも体にも、砂利も飛び散る。

ケルヒャー自体もそこそこ重い。なにより取り回しが悪い。広く使うには電源コードも水道のホースも長いものが必要だ。

無理やり使って引っ張ってしまい、本体が壊れたりしたら目も当てられない。

機械と本体を繋ぐコード。だいたいどっかぐるっと回ってしまって使いずらい。

いわゆる「ケルヒャーあるある」をつらつらと書いてみた。使ったことのある人は「わかる」という部分も多いと思う。

ここまで文句が多くてもケルヒャーをやるのは、やはり綺麗になるからだ。1年に1度。家のコンクリートやタイル周りを掃除するようにしている。

夏にコンクリートが白い、というだけで。夏の景色がとびきりになった気がするのだ。

実際にケルヒャーをやることがどうなのかな?と思うこともある。汚れも落としているが、コンクリート自体をけずり取っている、コーティングを落としてしまっている疑惑もある。

ここは悩むところだが「使っている人が気持ちよく過ごせる」を優先した結果だ。汚れ程度ならいいが、苔が生えてしまっているコンクリはしっかり苔を落とした方がいい。滑って転んで怪我をしてはいけない。

なによりケルヒャーは「してしまったらそれが当たり前の景色になる」のがいつも残念だ。掃除中、黒と白の境界線があると「なんて綺麗になっているんだろう!」とテンションが上がる。

ところが掃除し終わってしまうと。真っ白が普通になり、それは別に特別綺麗に感じないのだ。あっさりとがっかりする。

それでもできる限りはこの掃除をやろうかと思う。この時期にやるのは、水を冷たく感じない季節だからだ。昨日は曇りでそれもちょうど良かった。

そういう日にケルヒャーするようにしている。

そして「ケルヒャーする」っていう表現が、なにか面白くて、今ちょっとだけハマっている。ふふ。



更新 2023月07日10 09時01分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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