手作り味噌定点観測(5週間後)
ホットクックのレシピを参考に、それよりも50ml煮汁を減らした味噌。コンテナから袋のジップロックに中身を移した。
結果は良好。カビも生えずに順調に発酵が進んでいる。ちょっと味見をしてみたのだが普通に市販の味噌の感じ。塩気が出つつ、味も丸みを帯びてきた。好みの味になったら冷蔵庫に入れて使いだせる。
ホットクックのレシピ通りのものより、発酵臭というのか腐敗臭というのか。匂いの癖はこちらの方が少ない。
そもそもホットクックのレシピは「作ったら冷蔵庫に保存。一ヶ月をめどに使い切ってください」とある。外で発酵させるのは、自己責任のみでのやり方なのだ。先日レシピを確認していて、その文言を知ったのだが。
これと別に、もう一回味噌を仕込んだ。今回はホットクックのレシピで「発酵を2回行う」を実験した。時間こそかかるが、結果は良かった。1度の発酵でどうにも物足りない部分が、2回目の発酵でかなり補われる。
実際に妻に使ってもらったが、味も良い。塩味が足りないと感想をもらったのだが、そこは他の味噌とあわせたり、素直に塩を足せば補えると思う。
2度の発酵は合計16時間かかる。その時間ホットクックを独占させるのは勿体無いとも思う。だったら作らず味噌を買えばいい。このあたりはコスパでは計りきれないところで、何を優先するかで選択は異なる。
1回目の発酵が終わったら冷蔵庫に味噌を保管し、寝てる間に2度目の発酵を行ってもいいかもしれない。
ホットクックの味噌は、レシピ通りでは物足りない。室外で発酵を促すのが不安な人もいるだろう。それらの欠点を補いつつ、すぐに使い出せる味噌が作れるのが、今回試した「2度発酵」だった。
更新 2023月08日29 09時10分