玄米が、時々うまく炊けない原因がわかった
会社のお昼を毎日作っている。
ご飯は、だいぶ前から玄米。その後、玄米に冷凍した大豆を合わせて炊くようになり。今は玄米大豆ご飯を毎日食べるようになった。
最近の炊飯器はどれも優秀だ。玄米を前の日から水につけていなくても。圧力とかいろんな技術で、一気に上手に炊き上げてくれる。
朝、支度をすれば。たとえ玄米でも、90分位で炊き上がってしまう。
今使っている炊飯器は、もともと自宅で使っていたものだ。
それがお古になり、もう、3年以上使っていると思う。
この炊飯器でも、玄米は上手に炊ける。
よく見ると、玄米の炊き込みご飯と言うメニューがあった。それを使って大豆を一緒に炊き込むと、うまいことご飯が炊けるのだ。
炊飯器の機能も調べ、だいぶ仲良くこの炊飯器と付き合ってきた。
だが、ある時から。時々、異常に乾いた炊き上がりになることが増えた。
玄米の底の方が、水が足りずに少し焼きついたりしているのだ。玄米自体の炊き上がりも硬く、焦げ目の部分はより硬い。
そうかと思うと。次の日は普通に炊けたりする。
この不思議な現象。長らく原因がわからなかったのだが、先日思わず
「あ!」
と思う出来事があり、原因らしきものがわかった。
どうやら犯人は、内蓋のゴムパッキンのようだ。
この炊飯器の内蓋は、ゴムパッキンの内蓋パーツと、水受けパーツの組み合わせからなる。
その水受けパーツに、ゴムパッキンの内側が、うまく入らないと。
そこにできた隙間から、水分が水蒸気になって。炊飯器から逃げてしまうらしい。それがそのまま、水分不足の炊き上がりの原因になっているようだ。
ちょうどこの原因を見つけた日に。びっくりするぐらいの湯気が、炊飯器から出ていた。
その映像が頭に残った状態で、その後、内蓋のゴムパッキンのずれを見た。その時「現象と原因」が1つの線でつながったのだ。
ご飯がうまく炊けないと。自分だけならまだしも、一緒に働いている奥さんにも、美味しくないご飯を食べさせることになる。それが申し訳ないと思っていた。
その原因が、ほぼ特定できた。
こんなマニアックな原因。ずっと謎のままだった可能性もある。
そう思うと。見つけられたことは、会心の喜びなのだ。