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久しぶりに、大きな勉強会に参加した。

名古屋の「WCAN」という、僕にとっては非常に恩のある勉強会に参加してきた。

はるか昔に、静岡県から勇気とお金を出して参加して。それが、今の仕事の継続に間違いなく繋がっている。

コロナで、途切れてしまった勉強会を、主催のアップルップルさんが、再び開催してくれた。

自分としては、勉強会が開かれたことだけで100点だ。皆さんに感謝しかない。

その上で、参加して感じたことを書き残してみる。

「こうしたらどうか?」という部分については、僕の視点がお役に立てばと言う気持ちで書いている。

そこが、ネガティブに伝わらなければと思う。

エスケイワードの江口さんのプレゼンは、概要がわかりやすく、ご自身の経験も踏まえたお話で聞きやすかった。

「風が吹けば桶屋が儲かる」というお話を、現代風にたとえ直されていた。たとえ直しが、ご自身の経験談であったら。より、共感しやすく伝わるな、と思った。

宇井さんのプレゼンは、スライドがとにかく気を配られていた。動画の使い方もさりげなく、とにかく全体が丁寧。そのおかげで、理解のつっかかりは皆無だった。

本人にもお伝えしたけれど。資料の素晴らしさと、ご本人のお話しするときの語尾の癖。ここにアンバランスを感じた。ここを整えるだけで、伝わり方が200%アップすると思う。

Qiitaの綿貫さん。今回のプレゼンの中で、僕は一番良かった。抽象的で難解な部分もある、UIデザインの説明。これが、言葉中心のスライドでも、かなり伝わりやすかった。

言葉や流れを精査した、苦労と工夫の賜物だと思う。

今回は、あえてAIイラストを使われていたけれど。この部分が、実際のデザイン事例だったら。映像と言葉との結びつきがより深まり、かなり強いプレゼンになると思う。

アンティーファクトリーの中川さんのプレゼンは、以前とはスライドのスタイルが違うな、と思った。

今回は、1枚あたりのスライドの凝縮度がかなり高かった。スライドの、どの部分を話しているのか。目を凝らして探しながら拝聴した。

何をお話しされているか目で把握できないと、楽しいおしゃべりも充分に楽しめない。今回は、話を聞くこと自体に、少し苦労してしまった。

これについては。こちらが歳をとったことも原因だとは思う。僕も昔は老眼もなかった。変わったのは相手ばかりではないのだ。

変わったといえば。会場でプレゼンを聞きながら 

「会場の視界が、なんか薄暗いなぁ」

と、自分が感じたことにもびっくりした。

多分、オンライン会議の経験が増えたことで、明るい視界に慣れたのが原因だと思う。

昔だったらまったく気にもならず、感じることもなかった気持ちが出てきたことに、とにかくびっくりした。

久しぶりの勉強会で、久しぶりの人にたくさん会うことができた。新しい人ともお話させてもらった。やはりこういう勉強会があることは、ありがたいし感謝しかない。

その上で。自分も変わったし、時代も変わった。感じ方にも大きな変化があった。

それに改めて気付かされたこと。それが、今回の一番大きな収穫だった気がする。



更新 2023月12日04 13時52分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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