老犬の介護を、緩やかに続けている
去年の年末ぐらいに、家にいる16歳の老犬の体調が悪くなった。
歩くにしてもバランスが取れずに、後ろ足がふらつくのだ。
家族旅行で大阪にいく間は、かかりつけの動物病院で診てもらっていた。戻ってみると、先生から
「だいぶ歩けなくなってきています」
というお話があった。
結果だけ先になるが。今現在、年末よりも元気になっている。
病院からビタミン薬をいただくことで、後ろ足の動きは劇的に良くなった。
それでも、年齢なりの体つきになっていて、筋肉はだいぶ落ちている。
大型犬の部類に入る我が家の犬だが、体重は15キロちょっと位になってしまった。
外科手術も3度して、臓器も1つ取っている。
今後外科手術をするとしても。年齢が年齢だけに麻酔から戻ってくるかは、わからない。
犬は言葉が通じない。手術の際は、全身麻酔が基本なのだ。
飼い主の私の判断で、今後は外科手術はしない。と決めた。その上でできるだけのことをやる。
ずっと外で飼ってきた犬なので、その生活様式の上で考える。
夜は車庫に移動して、介護用のオムツをして過ごすようになった。
夜の時間がより暖かくなり、体の負担が減ったのが良かったのだろう。かなり元気になった。
昼間は、2カ所ある入り口を上手に封鎖した上で。庭に放し飼いの形にした。これは妻のアイディアだ。
とはいえ、ボケも始まっているので。ぐるぐるぐるぐる同じところを歩き回ったり、日向ぼっこで、ほぼ寝ていたり。そんな感じだ。
ずっと同じ姿勢で寝ていると。下になった側の足の動きが、起き抜け、悪いらしい。
水の桶も、ボケてしまうと認識が難しいようだ。最近は定期的に、水場の近くに誘導して、水を飲ませている。
生活様式もだいぶパターンができて、負担が少ない緩やかな介護になってきた。
初めて気がつくことは多かった。これからまた気がつくこともあるだろう。
本人といえば。毎日のんびりと楽しそうに過ごしている。
今後もいろんな変化があるだろうが、日々のサポートは、続く。
更新 2024月01日18 08時42分