VRフィットネスは、大人のクラブ活動
Apple Vision Proが話題になっている。けれど、個人的にはMeta Quest2で、フィットネスをするのが楽しい。
FitXRというフィットネスアプリを、最低、週一回は使っている。最近そこに加わったのが「ラケットクラブ」だ。
このアプリは、2メートル×2メートルの広さが必要になる。このスペースを使ってスカッシュに似たオリジナルの競技をするのだ。
これが本当にリアルで、何より面白い。
大人になってから、少しだけテニスをやっていたことがある。その経験からくるテニス欲が、全て満足させられてしまった。
「ラケットを握っている実感」がそこにはある。ほんとに不思議だ。
このアプリにはクラブハウスがあり、知らない人が集まって、オンラインで対戦を楽しむことができる。
とは言え、ほぼ100%英語圏の人たち。英語が不便な自分が、声をかけて加わるのは。ハードルが高い。
けれど、マイクオフの方がいたので、思い切って一度だけゲームを申し込んだ。
この人がめちゃめちゃうまかった!
股の下からボールを打ったり、ありえないスピンをかけたり。僕がびっくりして、そのスピンを真似しようとすると。
画面の真正面にいる相手が、身振り手振りでスピンのかけ方を教えてくれていた。
学生の頃のように、大人になってクラブ活動を始めようとすると。次の壁がある。
- 同じ場所に集まらなければいけない。
- 同じ時間に集まらなければいけない。
- 道具がなければいけない。
VRでフィットネスをやってみると。これらの壁が上手に解決しているのを感じるのだ。
VRの普及がもっと進めば、大人の時間の過ごし方は、もっと劇的に変わると思う。
そして、現在の子供達のクラブ活動においても。実は同じような問題がある。
この問題も、かなりの部分をVRで解決できると思う。
彼らは既にオンラインゲームで、友達や見知らぬ人と遊んでいる。その仕組みに、VRを足すことで「体の動き」を加えるのだ。
子供たちのクラブ活動には、もう一つ課題がある。
「子供たちだけで、クラブ活動を行えること」
これが重要。
この部分は、コンピューター上に仕組みを作ることで、解決できる。
スプラトゥーンとかの、大人がいなくても勝手に遊べる仕組み。
あれがあれば良いのだ。
更新 2024月02日16 08時37分