WordPressMEでの個人的な痛い体験

まいど。
「これは個人的な体験談だよ」っていう前提で話すね。
あ、仕事の話です。ほとんど。


■WordPressの移行を頼まれたのですが…。

うちはa-blogとa-blog cms専門、って言っていいと思うんですが。
不況でいろんな要望があるもので、WordPressMEで作ったサイトの移行をやってほしいという案件があって。
いつもお世話になっているお客様と言うこともあり、引き受けました。

基本的にただの移行で、かつドメインも一緒であればそんなに大きな問題はないです。
そう思ったのですが…。
日本語サイトで現在も苦戦中。その問題は治っていません。
最新版のWordPressに移行もしてみたのですが、一気には難しそうです。
完全にいきづまり…。

なんかmod_rewriteがうまく動かなくて。
ブログを更新する分には問題ないんだけど、ページを保存するとoptionテーブルのrewrite_ruleかな?のデータが正しいデータが書かれないっていう…。

うーん。です。
いまもうーん。

多言語のサイトで、英語版で移行テストして問題なくて。
日本語サイトでこんなふうにこけるなんて、ちょっと想像してませんでした。

まーそれはさておき…。


■WordPressMeということで、困ったこと。

でね、困ったことがあってね。
WordPressMEを配布していた団体が閉鎖してるんだよね。なんで資料がものすごく、少ない。
公式サイトもないので、どこに質問していいかもはっきりしてない。

オープンソースだから自分で修正すればいいっていうけど、phpみたってさっぱりさ。
スキルの問題もあるけど、だった一つのバグのためにもう3日くらい暇を見てはいろいろ探ってる。
問題になってるのはSQLのバージョンで、4.0→4.1がひっかかったのは事実。

どっかで

オープンソースなら自分でコードが直せるし、
インターネットの世界に有志もたくさんいて
情報も豊富なので、なんとかなる
ってゆってたんだけど。
ああ、だからこそCMSやblogシステムはオープンソースでなければいけないとか…。

うーん。ねぇ。そうあってほしかったんだけど…。

ゆってるような明るい状況はどこにもなく。やー今回はほんと罰がわるいケース。
りようできるサイトも情報も壊滅してるんだもん。フォーラムの情報もない。
こういう経験ってほんと初めてのことで…。

これがもしお客さんだったら、絶対あきらめるって思った。

せめてMeでなくてWordPressのちょっと上のバージョンだったらもうちょっと違ったのかなー。
なんにしてもかなり放り出された感じで、ちょっとこれはつらいなーって思いました。


■サポート、超大事。

同じクリエイターのやべちさんが
どこの会社が作ってるとか、いきなり開発やめないかとかがすごく気になるし大事です
って言ってたんだけど。
ほんとそうだよなーって今回思いました。

んでもってアルファサードの野田さんが言ってる
うちはサポートが売りです
ってのも、ほんとお客にとっては頼もしいともう。

ぶっちゃけ今回のことできになったのはそこでした。
今ある問題が解決でできるんなら、オープンだろうが暗号化してようが関係ないね。
それよりもしっかりとした身元のサポートがあって、問題へ目処がつくかどうか。そのほうが大事だとおもった。

うちはa-blog cms利用してるからapplepleさんのお世話になってるんだけど。
applepleさんが、いかにサポートがあって、どれだけ恵まれてるか
よーく分かりました。
ほんと今の現状はありがたい。

自分が一から作ったシステムだったら、いろいろ踏み込めるんだけどねー。
人の納品したシステムをさわらないといけない事もあるわけで。
そのときにそのシステムの身元と問い合わせ窓口ってすごく大事だなーって今回はつくづく思いました。

そして問題は解決せずに「はー」って思ってますが…。



まあこうやって書くとWordPress批判みたいにとられるかもしれませんが。
そうではなくて。今回MEだから。それでめんどくさいことになってる。
そしてそうなったときに、いろいろユーザは辛いことになるんだなぁって、ほんと身にしみてます。

その中で「きちんとした身元(それが会社のサイズの大小でなくて)でサポート窓口がはっきりしてること」はすごく大事だと思いました。有志によるソフトウェアってのは、それが崩壊したらほんと辛いのかな、とも思いました。

まあ、どれがベストってことも無いと思いますが…。
正直な話として。これはapplepleさんを持ち上げるわけでもなんでもなくて。
applepleさんのシステムだったら、こういうことはないだろうなーって思いながら作業してます。
サポートしてもらえるからこそ、対価も払えるってもんです。
うちがパートナー登録してるのも、そういう部分もありますよ。実際。



っていうお話。
重ね重ねいうけど、ほんとオープンソース批判とかWordPress批判とかではないからね。
ばつの悪い事が重なると、こうなるっていうお話でした。

やーほんと、いろいろ考える部分が多かったよ。今回。
うちだってホームページ納品しているお客様からすれば「サポート元」だからね。
そういう部分でも引き締まる思い、やっぱりするもん。



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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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