相手のことを考えなさい。
まいど。
おわらん。仕事ながびきそう。
明日東京なので今日おわらせないとって事が多いぞ…。
「相手の事を考えなさい」というけれど、どうやって考えるのだろう。
「考える」は非常にエネルギーを使う作業だと思う。
だからうまくやれば、すごく色んな事に気がつく。でもやり方がまずいとエネルギーを使うだけで終わる。
以前「一人の従業員の向こうには50人の人間がいる」という話を聞いた。
この50人というのは、数字の迫力がある。でも実際に想像しようとすると、なんかとても難しい。
とてもじゃないが50人は浮かばないからだ。
そこで思いついた手法として、うち(データファーム)で「4レイヤー」と呼んでいる手法がある。
フォーレイヤーと発音しているけど、まあよんレイヤーでもなんでもご自由にな感じなんですが。
多分どっかでみたペルソナ的な手法や、あるいはUMLの手法当たりがベースなんだと思う。
それを自分がこう使うとしっくりきます、みたいな。
やり方は簡単で、とりあえず白い紙を用意する。
そしたらそれを縦に四分割するのだ。
そしたらそれを左から使っていく。やり方は簡単で、左にまず対象になるものを置く。
うちの場合ほとんどは「お客さん」か「ホームページ」になることが多い。
そしたらそれに付随するものを、ダイアログ的にどんどん書いていく。
例えばうちのホームページを左に置いたら、右に来るのは
・地域のユーザ
○代理店
・制作会社
・a-blog cms好き
・FileMaker好き
・知り合いや友達
くらいになるのかな?
とりあえず書く。
そのあと更にそれに付随するものを書く。
例えば代理店だったら、
■対象:代理店
○代理店のお客さん
・上司
・部下
・組織の人
・他の制作会社
となる。
そしたら更にそれぞれに付随するものを書く。
ここでは「代理店のお客さん」をチョイス。
そうするとこんな感じ。
■対象:代理店のお客さん
○そのお客さん
・その家族
・そのライバル店舗
・その仕入れ先
(「代理店のお客さんのお客さん」とかくと面倒くさいので「その」って書いてます)
こうやると、けっこう簡胃に50の要素が出てきます。
この要素は別に「人」でなくて、モノも含まれてきます。
今でいうところの「オブジェクト」なのかな?
これをやる効果は何か。
一つは先ほどあるように「50の関連する登場人物を連想する」こと。
でもそれ以上の効果が自分はあると思っていて。
それは「相手の先の先へのアプローチをイメージするメリット」だと思っています。
一つ系譜をたどってみましょう。
「(ア)データファーム」→「(イ)代理店」→「(ウ)代理店のお客さん」→「(エ)そのお客さん」
を取り出してみます。
「(ア)データファーム」は「(イ)代理店」がお客さんなので、お客さんが喜ぶようなものを作って売らないといけません。
ではどうしたらお客さんが喜ぶのでしょうか?その時のキーになるのが
「(ウ)代理店のお客さん」
「(エ)そのお客さん」
になると思うんです。
この方達が喜ぶようなものを、僕らが提案できれば、自然と代理店さんへの販売は増えるはずです。
こういった遠くのユーザをイメージするのに、4レイヤーと名付けた手法がしっくりきてます。
これをもうちょっと上手に使いたいので、そのあたりはホント実行あるのみ。
今日の話はそもそも日記(というか文)で書くのは無理があるなぁ、と今感じています。
図の良さをまったく使ってないけど、ちょっとそこまでやる体力がないです…。
わーーー、しりつぼみだなぁ。今日!
でもまあ、興味を持った人がいたら、ぜひやってみて!
こういう日記は「見出し」があるほうが、きっとわかりやすい……。
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更新 2010月06日29 22時11分