ダイアログ・イン・ザ・ダーク(Dialog in the Dark)
まいど。
今日はいろいろ楽しんだ。
明日からまた引き締めてやる。
■きっかけ
先週の土曜日、小林さんの紹介で、
ダイアログ・イン・ザ・ダーク(Dialog in the Dark)というレクレーションを体験してきた。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク
http://www.dialoginthedark.com/
このお話を最初に聞いたのは名古屋でお会いしたときのこと。
「目の見えない人がインストラクターとなって、暗闇を体験するイベントがある」と聞いたのだ。
これを聞いた瞬間、
面白い!行きたい!と即答した。
その時面白いと思ったのは、
普段、社会的弱者(という表現はいいのかな?)といわれる人たちが、その場所ではむしろ強者であることでした。
発想の転換でこれだけかわるのか!って思って。
とにかくその部分が「面白い!」と電気が走った。
でもその時の俺は、暗闇について安易に考えていたのかもしれない。
というか、暗闇について何にも考えていなかった、というのが正しい。
■やってみる
そのあとほどなくして小林さんから「行きませんか?」のお誘い。
すぐに頂いて本当にありがたかった。
ちょうどFileMaker Tokyoもあったので、それと合わせて土日で上京する事にした。
ダイアログ・イン・ザ・ダークは土曜日。
当日は雨でした。
このレクレーションでは、6-7人が一緒になって、一人のガイドの元で共同作業を行います。
俺の場合は小林さんは知っているけど、他の4人はその時初めてあった人。
そんなグループをいきなり組まされて(笑)みんなで一つの暗闇を体験するのです。
みんなで集まり、徐々に光を落としてゆきます。
そして完全な暗闇。
盲人用の杖を使って、暗闇の中でいくつものレクレーションをすすめていくのです。
本当に闇。何も見えない。
でも使うのは杖だけではありません。声、匂い、音、イメージ。
見えなくなる事で、色んなものが際立ってきました。
闇に対応しようとする人間の反応。
それは「心」にまで及ぶんです。
■やってみた
感想を言うのが一番難しいです。
何をやったかについても、これからやる人がいるかもって思って、触れるのはやめました。
とにかく、暗闇の中の経験は、今まで感じた事のない経験でした。
これは自分の周りに勧めたいです。
是非やって欲しいって思う。体験してほしい。
遠慮しないでほしいし、アーティスティックで小難しい体験だとは思って欲しくないです。
自分の中の奥の奥に、暗闇の体験を通して触れる、のかもしれません。
俺は自分の態度やコミュニケーションを見直しました。
自分のぶしつけな部分を感じた。
あと、本当の静寂はどこまでも心を安らげるなって思った。
最後暗闇から光のある世界に戻るのが、もったいなかった。嫌だった。
人を感じる事で、自分を感じることに繋がった。
集中することってのを、少しだけ客観的に分かった?
とにかくまた行きたいな、と思う体験でした。
ごめんなさい。言葉にするのが仕事なのに、どうにも言葉になりません。
ほんと、体感的すぎて。
ほぼ日の昔の記事に、ほぼ日スタッフがいった時の感想がありました。
http://www.1101.com/news/2006-08-23.html
ということで。
何も表現できてないけれど…。がんばって書いてみました。
これはできれば一人でいくほうがいい。
それは間違いありません。
でも行くのが怖かったりしたら。私でよければぜひ誘ってください。
一緒に幸せの暗闇を体験しましょう。
(ってゆっても、私静岡なんで、そんなしょっちゅういけませんが…)
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