キャラクターはタダ。

まいど。

今日は天気がどっちつかず。
営業で西伊豆に行ってきました。
片道三時間…。でもいかないと分からない事がある。

お客さんとの商談は2時間。
最初は雑談から入ります。そのあと前のホームページの不満を聞いたり。
あるいは許せば予算を伺ったり。

そのあたりを「聞くこと」で相手に余裕を作ってもらいます。
「いいたい事」を「出す」作業。
んでもって「出せる相手」と思ってもらう事が自分としては大事です。

そのあとに「ホームページをこう運用したらどうですか?」って話をします。
実例を出しながら「こういう形がデータファームの考えるベスト」って方向をお話します。
これはまあ、ホームページの考え方、みたいなもんでしょうか。
間違ってはいないし、正しいし結果も出てる。
でももっと別の考え方もありますよ、なんていいながら。

直接のお客さんの時には、結果としてそのお客さんがどれくらいホームぺージの更新に時間をとれるのか。
あと、誰がやるのか。これを必ず伺います。
そっからやるべき事を算出。
それによって「お客さんが伸ばすべきコンテンツの部分」をざっくり見通しつけるのです。

そのあとはコンテンツの増やし方、更新を楽にやるコツとか。
とかくお客さんは「いい文章作りたい」っていう理想があって。
なので書けない、ってことが多い。
それはやめましょうよ、って話はします。

当たり前なことでも見る人には面白い。
あと「がんばった文字よりも、さっと撮った写真の方が見られやすい」なんて話しもします。
頑張る方向を変えていきましょうってことですね。

私は個人的に「お客さんの5分を下さい」っていって、携帯からの更新を進める事が多いです。
その時にはお客さんに二つの事を言います。
一つは、簡単だから続けやすい。時間がさっと終わるから、続けやすい。
もう一つは「がっかりしにくい」ということ。

これは実はとても重要。がんばって更新する。毎日時間をかけてコンテンツを作る。
そういうのって、絶対どっかで途切れるんです。そして途切れるより前に効果が出る事は、まれ。
浸透やなんやかんやを含めて、ホームページの効果がでるのは、少し時間がかかりるのです。

頑張って頑張って効果が出ないと、がっかりします。失望します。
そうすると「もー、ホームページなんてやだ!」ってなって、二度と更新してくれません。
「頑張ったのに、報われない!」てなる。

だったら、頑張らないでやればいいんです。
頑張った!って思わない程度の小さい作業なら、失望せずにすみます。その方が続けられる。
なのでお客さんには「失望しないで済む努力なんで(笑)」っていったりしますが(笑)ほんとこれは重要なんです。
余計な失敗はしなくていい。そんな暇はないし、その労力は人生の楽しみや仕事にむければいいですから。

そんな話をして更新の計画をたてつつ、ホームページにかかる費用の種類を説明します。
そして製作費用の話をして、検討してもらってその場は終わりです。
「決定!」ってなればやります。

またそうならなかったとしても。
「あの人の話はよく分かった。役に立った、勉強になった」と。
まあ池上さんのように(笑)思ってもらえれば、ウチがやらなくてもそのお店のホームページは伸びます。

なので「うちの商品の説明」はあんまりしません。狙ってやってません。
強みも実績もいいますが「商品の説明だけして帰っていった」は絶対に俺(データファーム)はやりません。
専門家が正しい知識を楽しいコミュニケーションでコーディネートした時間にすること。
初対面だからこそ、そこにはこだわりたいです。

さて、最後に表題の「キャラクターはタダ」の話。
これは話の中でたまたまひらめいたのですが。
よく昔は「手間はタダだから、かければかけるだけいい」なんていいましたが。
これは現代では嘘。

ただでさえ利益がとれない中で、自分の人工費用を請求しない(=タダ)なんてあり得ません。
あえていうなら「自分の手間を、何度も再利用できるようにする」ことが正解だと思います。

なので人工はタダではありません。
でも、その人の性格、態度、キャラクターは「タダ」だと思いついて、その場でいったのです。

コミュニケーションでもなんでもそうですが、暗いより明るい方がいい。
険しいよりも柔らかいほうがいい。
とっつきにくいよりも、とっつきやすいほうがいい。

それはその人の意思や考え方ですよね、なんて話をしました。
キャラクターはタダ。
自分でいうのも何ですが、いい言葉だと思ったので、タイトルにしてみました。

ってことで。
なんとまだまだ仕事……。


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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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