事務所の時計を変えたよ。

まいど。

今日も寒いね。
天気が良くて空が澄んで。
気持ちいい色あいだから、騙されてしまうけど。
ほんと寒い!



事務所の時計がいよいよ駄目になってしまった。
何度か持ち直していたんだけど、ついに秒針がつっかかって、時間が遅れるように。
電池を入れ替えても、どうにも直らない。
中学生くらいからずっと使ってきた時計で、なんとなく「ご苦労様」って思ったので、変えてあげる事にした。

まだ動くから、もったいない。
そうも思ったんだけど、それでも「いよいよ」かなぁ、て気持ちがあって。


腕を伸ばして、壁の1番高いところにある時計をはずす。
ふと裏を見ると「植松時計店」なんてシールがはってあった。
この時計屋さんは、小学校の頃地元の本町通りにあったお店で、宝石や眼鏡も扱っていた。
自分が最初にかった眼鏡は、この目がね屋さんで買ったものだ。

こんな時計に、きちんとシールがはってある。
その時代の仕事のあり方、向かう姿勢が自分の中に蘇ってくる。
一つ一つのものに対して、

大事に使ってくださいね。
何かあったら、相談してくださいね。
そんな声が聞こえてきそうだ。





今日たまたま自分のシステムにある「今日はなんの日」に、こんな文章があった。

NHKテレビ本放送開始。番組内容は、午後2時「道行初音旅」、3時半「オペラよもやま話」、6時半「四つの星座」、7時半「今週の明星」、8時「漫才」、8時15分「現代舞踏」。初放送当日の受信契約数は868、受信料は月額200円。大学卒の初任給が8000円くらいの時代に国産の14インチTVは17万円(1953)


60年前、テレビは17万円だった。
今で言えば400万円位?なのかな。
テレビが一財産って時代だね。

今だって高級車とか宝石とか。それだけの値段のものはある。
でも当時のテレビみたいな「価値」があって、それだけの「価格」で売られているものって何があるんだろう。
iPhoneだって、二年で使えばタダだ。インターネットだって3000円もあれば手に入る。
先進的、といわれるものは、今はけっこうお値頃だ。

「いいものが、きちんと高い」

という価値観はこれからもしっかり続いていくだろうけど。
大量生産は、物の価値と価格を本当に変えたんだなぁ、としみじみ思う。



そして、僕はきちんと自分の仕事に「データファーム」ってシールを貼れているだろうか。
あわてて、せわしなくて、せっかちな世の中で。
たぶんきちんと貼れていない。
というか「シールを貼る」ってことすら、忘れていたのだと気がつかされた。



タグ【時計】




更新 2011月02日01 22時22分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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