情報はクラウド時代に、感情はローカルで一時停止を。

まいど。

寒さがかくれんぼしたような一日だけど、明日はどうだろう。
ストーブをつけたり消したり。でもだんだんと春が近づいている事は事実だ。

今ソーシャルネットワークの本を暇見ては読んでいるんだけど。
進むにつれてかなり面白くなってきた。
インターネットの仕事をしていない人には、ちょっと用語が難しい部分が多いけど。
いわゆるITが好きな人、それ系の仕事をしている人にはお勧めできる良書だ。

丁度今プライバシーの問題を読んでいるのだけれど、読みながら、

情報化社会が進むと、自分のメモのようにつぶやいてしまうなぁ。
って思った。
最初は「インターネットやソーシャルはそういうものだ」と思って気にしていなかった。
けれど、最近はそう思わない。
ネガティブな自己表現や、相手への小さな攻撃。
そういったものをネットに残すには、しっかりとした自分の意思が必要だと思う。



人間が生きていく上で大事なこと。それは、

忘れること
だと思う。
色んな痛みや恥ずかしいこと。他人を傷つけたあの時の記憶。
そういったものを忘れるからこそ、前向きに生きていける部分がある。

時間の川の中で、過去はとけて消えてしまう。
でもインターネットの中では、自分が例えそのことを忘れても、いつまでも残っている。

なので「しゃべるように、つぶやく」のは危険だなーって、素直に思う。
例えばだけど、ネガティブな言葉を「ブラックリスト」に入れておいて、それを含んだ言葉をつぶやいたら、
「この内容だけど、つぶやく?」
みたいな確認画面が出る。
そんなtwitterクライアントがあってもいいよなーって思う。
まあ、つぶやく前に確認しろって話だけどね(笑)

クラウド時代ってのは、なんでもインターネットにあるってこと。
そして少なからずそれは他人に見つかりやすい、あるいは見つかる可能性があるってことだと思う。
それを見える場所に「公開して行く」ってのがソーシャル化なのかも。

だけど。いや、だからこそ?なのかな。
ローカル。っていうの。つまり「自分しか見えないところ」で、自分の意見や言葉を落ち着けたり整えること。
そういう場所や時間やタイミング。そういうったものが大切だな、って感じます。

やー、情報化社会ってものすごいなって思う。
情報は人の意見だし、それが通り過ぎる量が増えて、気持ちは疲れやすい時代だと思う。



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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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