震災で思ったいくつかのこと
まいど。
天気は寒さを誤魔化すように、晴れ渡ってるね。
でももうすぐで、本当に春が来る。
震災からしばらく経って、思ったことを残してみるね。
つらつらと、できるだけ軽く行きます。
■東京は日本の頭脳だった。では心臓は?
東京は日本の心臓っていう表現があったけど。
今回の震災でどっちかというと「頭脳」なのかな?って思った。
その頭脳、脳みそを動かす血液が「電気」
福島は東京や関東にとっての「心臓」だったのだなぁ。
それを今回でやっと知った。(アホですね)
■原子力はどうなるんだろう?
私個人は原子力をあんまり否定するのはどうかと思う。
でも今回のことがあったら、しばらくは原子力は世論的にもないだろうって思う。
「原子力は正しく運用すれば安全」というのも、その通りだと思っている。
その「正しく運用」ができてないのだから、そこが是正されない限り、ちょっと無理でしょ…と。
40年日本を支えた原子力に「おつかれさま」と感謝しつつ、さて次の解決方法は?
このあたりは次の化学の力が必要で、研究者の方に頼るしかないのかな、と。
■「つくる」でなくて「つかう」の世界へ
電力は日本にとっての「血液」だなって改めて思った。
その血液をつくる場所が足りない、だから血液がたりない。
そういう話とまったく別の角度で、
必要な電力が今の半分になれば解決するっていう考え方もきっとある。
知り合いの山本先生のtwitterにもあったけど。
戦後はエネルギーを「つくる」ことで社会を回してきた。
今回の経験は「エネルギーをより上手に使う」ことで解決していくテーマでもあると思う。
夜はもう少し暗くてもいいかもしれない。
工場はローテーションで深夜操業しないといけないかもしれない。
取り組み方はこれから色々出てくるだろうな、って思う。
■日本はひとつの「体」っぽいな
今回いろんな物資がなくなった。
それは買いだめのせいでもあるし、あるいは「原産地が震災にあったから」という理由もある。
遠くがとまると、近くの色んなことも止まる。
連動してるなぁ、って思うと「日本は全国で一つの体みたいなもんだなぁ」って思った。
体に置き換えれば、怪我したり調子が悪いところに無理をさせないのはもちろん。
そして「都合の悪い部分はなかった事にして」考ええることも、もちろんできない、というのがよく分かった。
切り離すわけにはいかないんだから。じっくりでも戻すしかない。
■被災支援づかれ
被災してない地域では、いろんな形で被災者支援の流れができ上がっている。
いいことだけど、そろそろ「支援疲れ」が見えてきている気がする。
停電づかれもあるかな?こっちは。
遠くも大事だけど今、近くの地域のお店があっちこっちで、疲れが見え始めていると思う。
このことをもっと真剣に取り組まないと、震災の違った形での二次被害がおこりそう。
普段の仕事もしつつ、その上で支援もしつつ。大変だけどやるしかない、と思う。
■放射能が見えなくて怖い
これはほんと、知識がないし、見えないし。単位はころころ変わるし。
福島の原発、これだけはほんとなんとかしてほしい…。
■市長記者会見2011年3月22日[動画版・テキスト版]
http://www.city.matsumoto.nagano.jp/aramasi/sityo/kaiken/teirei20110322/index.html
ものすごく大事な内容が書かれていると思うので、全部読んで欲しいです。
■いろんな人が大切です。
あらためてそう思いました。
人によって出来ることは違うけど「その人にできること」ってのは必ずある。
行動を起こす人を羨ましがったり「自分は出来ない」って思う人がいるかもしれないけれど。
行動する人が何より思うのは「伝える人がほしい」ってこと。
行動を起こす人には、それができない。逆におこさない人は、それができる。
そうやっていろんな角度で、いろんな行動力をかけあわせて、助け合わせていかないといけない。
その必然性を感じています。
うちのイベントも、どうやったらもっと静岡の人に届くのだろう…。
■TalkNote Vol.2 Webの運営とマネタイズ(利益をあげるWebサイトを作るには)
http://talknote.me/vol2/event/
あ、そういえば前日こんな嬉しい紹介をいただきました。
野崎さん、ありがとうございます!!!
■静岡で開催のイベント「TalkNote Vol.2」ご紹介!
http://jp-m.jimdo.com/2011/03/25/静岡で開催のセミナー-talknote-vol-2/
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更新 2011月03日27 17時03分