やらない「android-au.jp」

まいど。
先日「やるな「android-au.jp」」っていうエントリーを書いたんだけど。
そのあと人からアドバイスをもらったり、足りない視点を補った必要だな、と思って追記です。

ああ、今日はまた寒くて暑い一日だった。
ってことで以下「良くない」理由や視点など。

「android-au」をきっかけに購入したユーザはどうなる?

一番大きいのはここです。
既に購入したユーザに対して「終わりました」の一言だけでは、あまりにケアがない。
見捨てたられた感も強いだろうし、それがauっていうブランドに対する「不信や低下」に繋がります。

サービスをつくる人間として、当たり前のこの視点が抜けてたっていう…。
これについてはお恥ずかしい限り。

製作費<顧客サポート

「終わりました」ページの製作費がかからない、と書いたけど。
でもauにとってはそんなの、ものすごい高額ということはもちろんないわけで。

作ったとしてもせいぜい数ページ。
莫大な予算か「ゼロ」か。というものではない。

それよりもきちんとしたページを1ページでも作っておいたほうが、顧客への信用やサポートにはなるはず。

でもそこで疑問。そんなことはauだって知ってたはず。

上記の事を考えたときに。
私の頭の中に起こったのはなぜあの簡素なページを作ったのか、ということよりも

なぜ、通常のサービス終了ページを用意しなかったのか。

ということでした。
上記のようなリスクがあるのは、auだって当然理解しているはず。
それでもなお、ああいったページを用意した理由。それがなんとも「???」でした。
ほんと、正直なところ。

「android-au」よりも「瞬間的な話題性」なのか。

とはいえ。
今回のあの終了ページが、どういう意味合いであれ、tiwtterやSNSを駆け巡ったのは事実です。
そういうマーケティングというのか、クチこみが広がる流れ。

「あるいはiPhoneいよいよか?」

みたいな空気をあおる挑発。

これらはブランディングや信用を損ねましたが、それでも「起こった事実」でした。
こういうショッキングな出来事が、今度出るだろうといわれている

「iPhoneへの本気度」を示すひとつの手段になりうる、と判断したのかな?
むー。どうなんだろう。

たしかに派手なやりかたではあるし、取られ方によっては本気の裏付けになるような気もします。
ただそういうユーザ層は「eady come easy go」なところもあるるわけで。

さてどうなんだろう。
このあたりは、今後の展開によってもまた変わってくると思います。


と、そんな反省文でした。


更新 2011月09日27 23時50分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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