UX Shizuokaに参加してきました。
まいど。
ということで、先日UX SHIZUOKAに参加してきました。
元々名古屋の方が「UX」だったり「HCD」とかいうWordを活発に言っていて。
気になっていたけど、なかなか参加できないという状況でした。
そんな中での静岡開催。
しかも浅野先生。ということであれば、いかない訳にはいきません。
会場はいつもTalkNoteをおこなうC.C.C。
人間を観察する面白いワークフロー
やってみた感想としては「やったことがないので面白い」ってのがまずありました。
あと、ひとつひとつは簡単なことでも、いざやってみると難しいってのもありました。
今回はゼリーのパッケージを改善する、ということでしたが。
例えば、
- ゼリーを食べながら、感想をいう
- 相手の言葉を聞いて書き取る
- 相手の動作を観察して書き取る
というのは、ひとつひとつはささいなことですが、いざやってみると意外に難しい(慣れない)ものでした。
そういった体験自体が貴重でしたし、何かものをゼロから考え直すには手法として有益だと実感しました。
こういった「0」から考え出す、考え直す、という作業(だと私は思っているのですが)が「体系化」されているのはとっても興味深かったです。
先生もおっしゃってましたが、「HCDのやり方を覚えれば、それを採用している企業にステップアップしやすい」というのも分かります。
こういった手法が「存在する事」もそうですが。それを取り入れて実践している企業があることも興味深いです。
数をこなしていく必要性
今回やってみて「時間がかかる」けれども「価値がある」
あとなにより「体系的に積み上げられる」ということのメリットを感じました。
とはいえ、一回やるだけならお客さん。レクレーションです。
はたしてこれを実際の仕事の「ワークフロー」に転換できるのか。
こればっかりはこういったワークショップで数をこなしてみるしかないですね。
「板につくまで」とうのが一つのゴールだと感じました。
しかし今回のワークは非常に興味深かったので、次回も参加したとは思っています。
(こればっかりは都合によるのですが…)
HCDの前にチームとしての達成度を優先しました。
今回、高田君、齋藤さん、國持さん、松崎さん、そして私。
まったく初対面の5人でチームを組んで行いましたが、みなさんが自発的で優秀で、ほんといいワークができたと思います。
私は自然とこのチームのディレクションの位置についたのですが、ほんとみなさん秀でる部分や自主性があって。すごく物事が前に進みやすかったです。ところどころ方向性を示唆したり、かいつまんで調整したり、という役目に自動的にたっていました。
個人事業主で普段クリエイティブの方と共同でやることがすくないので、ほんといい経験をさせていただきました。
最後の講評で頂いた意見があったのですが、私としてはそれぞれに意見があります(笑)
齋藤さんが孤立して作業をしてた→チームは既に結論がまとまっていて、齋藤さんにしかできない仕事を託した
カード整理をしているあたり、途中で齋藤さんが脱落した部分を「話し合いが足りない」という感じで受け取られました。
これは内部的には「じゃあそれぞれの作業をしよう」という段階で、たまたま齋藤さんが机に向かってやる作業になってしまっただけでした。
齋藤さんは「漫画を書く」っていう話がでたときに、口にはだしてなかったけど「やってみたい」って空気をだしてくれたので、チームとしては本当に助かりました。
うちのチームで「その人しかできない」っていう仕事を一番しれくれたのは彼女でした。
フタに落としてぷっちんプリンのように、には魅力を感じなかった。→その危険性も踏まえたうえで出した
問題と解決法が整理された時点で、高田君から「これもしかしたら、いらないですね」って意見が実は出てました。
その時に私が「いや、出しましょう。このワークショップは正解を出す事が目的ではないので、思った事はやりましょう。結果はアピールしましょう」と私の方で言いました。
そのために「プラス1」という処理をしたのです。
若い國持さんにも「経験をしたほうがいい」ということで、プレゼン(漫画の説明)をお願いしましたが、発表自体がきちんとチームそれぞれの「チャレンジ」になるようにしたほうがいい。
チームとしての結果になる、と思ってやっていました。
結局あそこにいるのはデザインとかクリエイティブの人なわけで。
そこで「面白い」っておもったんだから、プレゼンとしては出した方が良い、と思ってそうしました。
問題解決が提案できていなかったらまずいけど、きちんとできた上での「プラス1」だったしね。私もみんなに少しでも良い発表、良い結果を体験してもらえればと、多少は頭を使って考えたと(笑)
ま、そんな感じです。
なんにしてもみんな頑張って、みんなで達成感のある良い時間でした。
ドキュメントも面白かったし。
ほんとまた参加したいと思っているので、都合がつけばいいなと思います。
更新 2012月04日21 15時37分