リスケの是非。

まいど。
ってことで、昨日の続きをなんとなく書いてみようかな。って。

プロジェクト、プロジェクト、プロジェクト…。

ってことで、取りあえず基本的な図はこんな感じですよね。


でも、まあこんなのは皆さんご存知の話でして。
そして実際の仕事場ってのは、だいたい複数のプロジェクトが動いている訳です。
ざっくりですが、こんな感じ。


そのときtodoはどうなっているか。

まあ、こんな感じになってますね。
一日に色んなプロジェクトのtodoを作業者はこなすわけですね。
まあ、これも当たり前。


で、ここでピンクのスケジュールに
「一日の遅れ」
がでたとします。すると、こんな風になるわけです。


このtodoを一日ずらすぞ、と。
でもそののまま動かしてもうまくはいきません。


じゃあ、どうするか。
ここで実はやり方は色々あると思うのですが、普通にこのスケジュールになんとか入れ込もうとすると、

他の「特に遅れのないプロジェクト」を動かし調整してtodoを入れ込む

ってやり方がまあ、考えつく一つなのかなーと。
ってことでなんとか調整していれましたってのが以下の図です。(ざっくり図です)


リスケ、リスケ、リスケ…。

プロジェクトは基本的に予定外のこともおこるし、そもそも予定通りにいかないのが当たり前、と思います。
だからこそスケジュールをたてることで「全体の流れを仮組して、無理や無駄をなくす」のが大事だと思います。

また、そのあともスケジュールを「遅れるのが当たり前」と思わず、参加者が尊重して作業を進めるのも大事だと思います。

でも、それでもずれます。

そのときどうするか。どうやるのが一番いいか。
正論はあるでしょうが、これって「状況」によって異なりますね。
うちの場合は、そんなに外部にあれこれお願いできるパイプが豊富ではないので。
自分のところでなんとかするケースが割合多いです。
そうなると

・リスケ(スケジュールの組み直し)
・残業

がうちでは主な選択肢になりがちです。

全体の管理はコスト高

実際問題リスケできるだけでも「まだありがたい」という場合も多いのですが。
とはいえリスケって「関係者全部に承認、連絡」をとってスケジュールを動かす事になります。
まあ実際は他のスケジュールに多少の余裕があって「全部に連絡確認」はしなくても何とかなる事も多いのですが。

とはいえ、それでもリスケしている間はほかの作業が進まないし。
そればっかやってると締めや入金にも影響がでてきます。
そう考えるとリスケってあんまり良いものでもないし。
「リスケし続ける」のがディレクターの仕事ではないなぁって思ったりしてます。

やっぱそうなったら他の作業力を頼って、できるだけリスケの幅を小さくするのが大事なのかなーと。
そうなったときに

「他の方に仕事をすぐに依頼できる準備ができているか」って部分、つまり
「仕事の仕様や流れが明文化されているかどうか」

って問題にぶちあたるなぁ、って、この頃思っています。


このあたり、わたしもまだまだなので(ホントにそう思う)今後も粘り強くやっていこうかと思います。
うちの場合はFileMakerと共に。


更新 2012月08日29 13時19分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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