戯れ戯れ日記

まいど。
ちょっと珍しく風邪で体調いまいち。

todoの粒度

思う事をだらだらと。

FileMakerをつかってプロジェクト管理をしているんだけど、個人個人のtodoをどのくらいの「細
かさ」で記録して行くか。
こういうのを「粒度」っていうみたいなんだけど。
それは最近気になるところです。

私としては「書けるならできるだけ細かく」「やったこと」を書くのがいいと思う。
あんまりアバウトだと

  • 資産として価値が少ない
  • 作業者のリズムが作りにくい

ってのがあるのかな?と思います。
以下それらについて。

資産として価値が少ない

一旦いれたプロジェクトの内容って、まあほとんどが見返されないものかもしれません。
とはいえ、それは資産の貯め方や心がけの部分で大分変わります。
似たような作業がまたあるとき、あるいは数年ぶりの作業があるとき。

「あのときはどうだったかな?」

って見返す作業は多分でてきます。
そのときにあまりに、todo(具体的なやること)がざっくりしていると、ログとして不十分で、役に立ちません。

「サイトを更新した」とか「◎◎を修正した」とか。
これだと具体的な事がさっぱりわかりません。

そのあたりをどうやって回避するか、というと「todoのフォーマット」が大事ではないかなーって思います。
うちの場合だと

「どのページの」
「どこを」
「どのように」
「する」
「どうなった」
「備考」
「成果物」

みたいな感じで入力します。
例えば

「トップページ」
「更新履歴」
「タイトルの文字」
「修正」
「最新情報」
「(備考はなし)」
「html」

みたいな。
まあ、時と場合によっていろいろ省略される場合がありますが。
性格ですかね(誤字ばかりの割に…)。
わりとこんな感じで残してます。

作業者のリズムが作りにくい

これですけど。
あんまりざっくりしてると、調子のいまいちなときに「やりたくないなー」って。
人間だから思っちゃいます。

でもって。
ざっくりしたtodoを見ながら「うーん気分転換」とかいってfacebook見てたらあっという間に昼、みたいな。
こういうのを少しでも回避したいわけです。

これはもちろんその作業者の意識レベル「心がけ」の部分は当然あります。
でもどんな作業者でもモチベーションに波はあるし、それを助ける何があればあったほうがいいわけです。

私的には強いカリスマ性やテーマ、思いってのは、他人の意識を変える力があると思います。
でも、残念ながら人の行動までは「なかなか」変えない、と思ってます。
「なかなか」って部分は「変わる人もいるし、そうでない人もいる」という意味です。

行動をかえる一つの手段として「できそうなことから並べる」というのがあると思います。
たとえば3時間の作業の中にも比較的簡単なものとそうでないものがある訳です。

そしたらtodoに「簡単な作業」と「むずかしい作業」を分けて書きます。
まあ、そうすると「これをやる、これをやる」っていう「やるべきこと」が「その数だけ」登録されることになります。

そのようなtodoをみると「あ、これはできそう」って楽なところからとりあえずとっかかりやすくなります。それが作業のリズムを整え「この難しいタスクもやっちゃおう」ってなりやすい、というのが私の経験です。

なのでまあ、todoは割と細かく書きましょう、って思います。
細かすぎないようにするのも大事ですが、それは経験で身に付くかと。

結局のところ

自分なりに作っていて思うのは、

細かく全部登録しなければならない

ってことでしょうかね…。
しかも理想としては

それを出来るだけ短時間(理想は「一瞬」で)

なのかなーと思います。

うーん、とてつもないなぁと思いますが。
とはいえ、そのとてつもなさに、一歩でも近づこう、と思ってFileMakerでいろいろごちゃごちゃやってはおります。

さて仕事。


更新 2012月10日19 13時26分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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