テイクアウトサイトをやって思ったこと雑感

コロナが発生した当時に、テイクアウト注文受付できるように、a-blog cmsを使ってサイトを作った。

a-blog cmsのカート機能を使っているので制限はあるのだけれど、それでもしっかりお役に立てているようで、今も使っていただけている。

実際に構築してみて、飲食店のテイクアウト注文をスムーズに受けることは色々と課題があると思う。

材料があるかどうか

仕入れの状況や注文の状況によっては「その商品は今日はできない」などがあります。都度サイトの商品を非公開にすれば良いのかもしれませんが、それ自体が手間になります。また、商品を下げてしまうよりも「代わりにこれでいかがですか?」と返信したほうが売上的・満足度的にも良いこともあります。

当日調理が可能かどうか

既に同じ受け取り時間でキャパいっぱいの注文が入ってしまっていることもあります。受け取り時間管理までやると正直手間が大変で、これについても「この時間でも大丈夫ですか?」とやりとりすることで解決したりします。

決済は店頭のみがベスト(だと思う)

テイクアウトの注文は結局のところ仮注文なのです。変更や取り消しがある場合もあります。なので決済まで注文時に行うと、返信処理が大変だったりします。

あと注文受けた人と支払い担当が同じとも限りません。レジで「前払いしている、していない」と揉めても困ります。

決済が注文時にできることのメリットもあるのですが、トータルで見て「レジで支払い。レジで使える支払い方法で対応」が最適化なと思います。

営業後の注文、オープン後の注文について

居酒屋などですと、テイクアウトサイトのメリットは「営業時間前に注文を受けられ得ること」です。ですが、営業が始まるとメール注文などに気が付きにくくなります。

また「注文した30分後には受け取りにいきます」みたいなメールがきても、対応できず、それでもお客さんが来てしまって困るケースもあります。

この場合は「当日注文は●時まで」とする必要があり、サイトもそれに準じる必要があります。最近ですが、このあたりはJSを使って対応するようにしました。

(その時間帯は電話番号を、気が付きやすい位置に表示する必要もあると思います)

営業後の注文も同じで、営業後に大量の仮注文が入ったとして。営業時間すぐに取りに行きたい、といった内容ですと、お客様と確認する時間がありません。営業時間が終わった後の注文受付はどうするか、そもそも当日注文をテイクアウトサイトで受け付けるかどうか、といった検討が必要です。

と、ふとまとめたくなったのでこの辺りをまとめてみました。今既存のお客様向けにやっているのですが、もうちょっとブラッシュアップして地域のお客様に利用していただけるようにしなければな、と最近考えています。


更新 2022月03日17 17時47分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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