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FileMakerでつくっているブロックエディターのこと

仕事を効率的に行うためにFileMakerをつかったブロックエディターをコツコツ作っている。仕事のことだけど、まあ頭の中にあるので出しちゃう。

アドオンでついているリッチエディターだと、画像が取り消しやコピペで消失してしまったり、添付ファイルをつけられなかったり。自分が色々不便なのでなにか手立てを考えることにした。

いままでつかっていたFileMakerでつくったノート的なシステム。これは便利に使ってたんだけど、リッチエディターよりも表現力に乏しい。そんなこんなを考えていたら「Webビューアを表示側にして、ブロックエディター的なの、つくれるのでは?」って思って作り出した感じ。

ひとまず作って。とはいえ頭の中にあるものを形にしても。いざつくってみたら思った感じで使えなかった、となりそのままフェードアウトしてしまうこともある。今回も実はちょっとそれになりかけたんだけど。気がついた時にコツコツつかって、段々と手に馴染んできた。

ブロックエディターの内容を、HTMLを通じて出力する。そうすると出力したものはリッチテキスト形式になる。Macのメモとかにそのままコピペして、書体情報が良い感じに残るので。それだけでも「便利だなぁ」と思っていた。

しばらくしてあれこれプレゼン資料を用意しなければならなくなって。プレゼン資料作る場合って、わりと面倒な場合がある。一気に作れる時はいいんだけど、そうでない場合は

「資料の収集・メモの書き出し」→「文章や構成を作成」→「プレゼンシートを作成」

って感じ。意外に手間。かつ資料やメモのフォーマットと、プレゼンシートのフォーマットがことなるので、作り直しの手間が結構ある。複数重なるとマジでめんどうだし、億劫になると最初の書き出し作業すら心理的負担になる。それをサボったらサボったで「それもまだできてない」とかなるし。

今回はシステムを追加して

「資料の収集・メモの書き出し」→「ボタンひとつでプレゼン作成」

という流れを構築できたので、めっちゃ楽。作って実際に使ってみたけど、本当に楽。久々の「やってみたら思った以上に良かった」案件。元々構築していたブロックエディターの機能や設計も良い形に反映されて、いらないものまで色々プレゼン形式に出力してしまった。

プレゼン機能については、もうちょっと手を入れたいところが出てきたので、それを今日明日で時間作ってやっちゃいたいと思う。やー、今後も細かい説明とか動画内でもプレゼン資料があった方が楽なケースとかに、気軽に使えるのでめっちゃ嬉しい、って気持ちでいっぱい。

この良さを伝えたいんだけど、会社のブログにしたのですが反応が薄く、伝え方難しいなと再確認。結局「質素なテキストが1ボタンでプレゼンになる」ってのを見せるのが一番良いと思うんだけど、そうなると準備したOGPメーカーとは全然意味をなさない!という無常感的なものも感じております。ははは。



更新 2022月10日18 08時52分

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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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