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読書を焦るな

漫画の比率が下がり、いわゆる「文字の本」を読む時間が増え、ストレスと言うほどではないが、改めて思うのは「文字の本を読むのは、時間がかかる」と言うことだ。

あわせて「娯楽としての漫画」の優れたところも感じる。文字の本に比べて読みやすく、読み終わりまでが早い。エンタメとして、手軽で親しみやすくコンパクトなのは「さすが漫画!」というところだ。漫画が世界のエンタメになっているのもうなずける。

デジタル書籍は買いやすい。本屋に行く必要もなく、ボタン1つで買えてしまう。僕の場合は、日替わりセールをチェックしているので、本を買うチャンスが多くなる。つい買ってしまうことも増え、未読の本はさらに増える。

読めない本を買うことに罪悪感を思わなくても良い」とはいえ。未読の本が増えていくと、小さな焦りのような、落ち着かない気持ちもある。そわそわした気持ちに反比例して、1冊の本はそう簡単には読み終わらない。

この2つのスピードの間で、ふと湧いてきた言葉がある。「読書を焦るな」。読み終わりまでを焦らず、もうちょっとゆっくり。気持ちの余裕を持って、読書を楽しめば良いのではないか、と。

知識の吸収に気が行くと、量やスピードが気になる。そうではなく「読書自体が楽しみ」だと改めて思えば。長い読書の時間も、長く続く楽しみの時間、ということになる。そんなに都合良く、認識は変わらないかもしれないが。

とはいえ。読めるスピードには限りがある。楽しく読めば時間もかかる。世の中に本はいっぱいある。買い漁らなくても、いくらでも本はある。 読書を焦るな。



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勝又孝幸

株式会社データファーム

FileMakerシステム制作を中心とする「株式会社データファーム」という小さな会社の代表です。2007年から趣味で書いている日記を個人ブログとして現在も続けています。

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